9月に入ると、夏の繁忙が一段落して「さて、これから先をどう動くか」と考え始める焼肉店オーナーも多いのではないでしょうか。夜の客数は安定しているのに、ふと昼間の客席を見渡すと、カウンターが静まり返っている——そんな光景に、何となく後ろめたさを感じたことはありませんか。
実は私もかつて同じ状況にいました。2009年に静岡市清水区で「侍ホルモン清水駅前店」を始め、夜営業一本で14年近く走り続けてきました。昼の厨房は動いていない。客席もテーブルもある。それでも昼は閉めている。そこに気がついたとき、「ラーメンを入れてみよう」と思ったのですが——最初の壁が「ラーメンの作り方がまったく分からない」でした。
今回の記事では、その壁を抱えている焼肉店の経営者に向けて、なぜラーメン導入が焼肉店に合うのか、5つの理由をデータと実体験でお伝えします。レシピの話はもちろん、仕入先やオペレーションまで含めた「始められる状態」にどうやって近づくかが核心です。
こんな方におすすめ
- ✅ 昼間の焼肉店の客席や厨房が空いており、有効活用したい方
- ✅ ラーメン営業に興味はあるが、スープ・タレ・麺の知識がゼロな方
- ✅ 独学で商品開発を試みたが、時間と手間がかかりすぎて止まっている方
- ✅ FCの加盟金やロイヤリティを避けながら新しい収益源を作りたい方
- ✅ 少人数・短時間から小さく試してみたい方

理由①:焼肉店の昼営業と家系ラーメンは、客層・時間帯ともに相性がよい
焼肉店の夜の客層は「食事+お酒」が目的です。一方、昼に清水駅前周辺を歩く人たちが求めるのは「短時間で食べごたえのある一食」。家系ラーメンはライス・のりトッピングを含めても客単価が950円前後に収まりやすく、昼のニーズに自然にはまります。
当店の実証データでいうと、カウンター5席・営業時間11:00〜14:00という規模で月間250〜350名、月商25万〜33万円を継続的に記録しています。席数が少なくても、回転さえ意識すれば一定の数字は出せる。これは焼肉店のカウンター席を夜に使っていない経営者にとって、かなり現実的な話ではないでしょうか。
焼肉店でのラーメン導入を具体的に検討したい場合は、焼肉店の売上アップにラーメン営業が向いている理由と実際の始め方も合わせて読んでみてください。
理由②:「ラーメンの知識がない」は出発点として正しい
ここが一番伝えたい部分です。ラーメン営業を検討する焼肉店オーナーの多くが、「スープの炊き方が分からない」「タレって何を使えばいい?」「麺はどこから仕入れる?」という状態からスタートします。これは当然のことで、恥ずかしいことでも何でもありません。
問題は、その状態で独学しようとしたときに生じます。スープの配合を試行錯誤するだけで数ヶ月かかる。麺の仕入先を探し回る。タレのバランスを整えようとしたら鶏油(ちーゆ)の存在を知って、また一から調べ直す——こうして時間と材料費だけが消えていくケースは珍しくありません。
私が山道家モデルを作ったのも、まさにこの経験がベースです。昼だけのためにスープを長時間炊くことは現実的ではない。でも、スープ単体に頼らずとも、タレ・鶏油・麺・チャーシュー・提供方法の全体を整えれば、本格的という評価は得られる——それを実証店舗で繰り返し確認してきました。
理由③:「本格的」という評価は店内で炊いたスープだけで決まらない
実際に山道家清水駅前の実証店舗に来てくださったお客様の声を紹介します。
「真面目に家系をやっていると思わせる一杯」
実証店舗ご来店のお客様
「間違いなく正統派の家系ラーメン」
実証店舗ご来店のお客様
この評価が出ているのは、長時間の豚骨スープを炊いているからではありません。横浜の吉村家をはじめ数多くの家系ラーメンを食べ歩いてきた経験をもとに、業務用スープを起点にしながらも、タレの配合・鶏油の量・麺の茹で加減・チャーシューの仕上げ・丼の温め方まで細かく調整した結果です。
「チャーシューが本当に美味しい」という声もいただきます。チャーシューは、タレ・麺と同様に製法を設計しやすいパーツであり、ここで差をつけることが全体の満足度を引き上げます。焼肉店の経営者であれば、肉の扱いや火入れに対する感覚はすでに持っている。その強みを活かせる部分でもあります。
✓ ここまでのポイント
- 焼肉店のカウンター席と昼の遊休時間は、家系ラーメンの小規模営業に実際に適している(月商25万〜33万円の実証データあり)
- ラーメンの知識がゼロでも問題ない。独学での商品開発に時間をかけるより、検証済みのレシピ・仕入先・オペレーションを丸ごと導入する方が現実的
- 「本格的」という評価はスープだけでなく、タレ・鶏油・麺・チャーシューの全体バランスで決まる
スープの炊き方も、麺の仕入先も、タレの配合も「何も分からない」ところから独学で整えようとすると、数ヶ月が試作費だけで消えていきます。山道家モデルの説明会では、レシピ・仕入先紹介・オペレーション設計まで実際に何がセットで渡されるかを具体的に確認できます。
理由④:仕入先・調理手順・オペレーションをセットで導入できる
「レシピだけ渡して終わり」のサービスは世の中にたくさんあります。でも、レシピがあっても麺の仕入先が分からなければ動けません。仕入先が決まっても、2名でどう回すかのオペレーションが不明では昼営業の準備ができません。
山道家モデルが意識しているのはその点です。レシピ・チャーシュー製法・仕入先の紹介・開業研修・オペレーション設計までをセットで提供し、実際に営業できる状態にすることを目標に置いています。
特に焼肉店オーナーにとって大きいのは「夜の仕込みへの影響」です。昼営業のためだけに新しいスタッフを増やしたくない、夜のチームに余分な負担をかけたくない——これは実際によく聞く声です。5席・3時間・基本2名という運営設計は、その制約を前提に組み立てています。
ラーメン導入の流れをステップで確認したい場合は、居酒屋にラーメンを導入する6つのステップが参考になります(焼肉店にも共通する部分が多くあります)。また、昼営業のメニュー設計という観点では、焼肉店の昼営業メニューを作る6つの方法も一緒に読んでみてください。
理由⑤:加盟金・ロイヤリティなしで始められ、自分の屋号を守れる
ラーメンFCを検討したことがある経営者から、「加盟金と月額ロイヤリティが重かった」という話をよく聞きます。新しい収益源を作りたくて動き始めたのに、固定コストがまず増える——この構造に違和感を持つのは自然なことです。
山道家モデルには、加盟金・月額ロイヤリティ・契約期間がありません。オリジナルプランであれば自分の屋号のままラーメン営業を始められます。山道家のブランドを使いたい場合はブランドプランという選択肢もありますが、どちらを選ぶかは経営者自身が決めることです。
ラーメンを導入することが目的ではなく、利益を生み出すことが目的です。そのためにどの形が自分の店舗に合っているか——その判断は、最終的に一番よく店を知っているあなた自身にあります。山道家モデルには一つの正解はなく、店舗ごとの最適解があると考えています。
まとめ:知識がゼロでも、今ある店舗から始められる
焼肉店にラーメンを導入する5つの理由を整理すると、①昼の客層・時間帯との相性、②知識ゼロでも検証済みの仕組みを使える、③本格評価はスープ以外の要素でも作れる、④仕入先・オペレーションまでセットで動ける、⑤固定コストをかけず自分の屋号で始められる——この5点です。
新しく店を作るのではなく、今ある店舗を活かす。昼間に眠っているカウンター席と厨房は、すでに資産として手元にあります。あとは、その場所でどう動かすかの設計だけです。
具体的な話を聞いてみたい場合は、まずお電話でご連絡ください。
054-363-2766(山道家二毛作モデル・鈴木)
「5席・3時間で月商25万〜33万円」という実証データが自分の店に当てはまるかどうか、焼肉店の昼営業に置き換えて試算してみたい——そう感じた方に向けて、説明会では店舗ごとの状況を聞きながら導入の可否を一緒に考えます。加盟金もロイヤリティも発生しない仕組みのため、まず話だけ聞くことへの費用負担はありません。


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