飲食店で月10万円の利益を増やすことは現実的ですか?

経営改善・利益アップ

8月のこの時期、夜の客足が落ち着いてきた、という声を居酒屋や焼肉店の経営者からよく聞きます。気温が高いと外出が減り、夏の繁忙期のはずがなぜか手元に残る利益が少ない、という感覚を持つ方も多いのではないでしょうか。

飲食店で月10万円の利益を増やすことは、現実的です。ただし、「もっと客を呼ぶ」だけを考えていると、その道は遠くなります。今ある店舗・厨房・客席の稼働時間を見直すことで、投資をほとんど増やさずに新しい利益源を作れる可能性があります。この記事では、夜営業中心の飲食店が直面する「売上はあるのに利益が残らない」という問題を軸に、具体的な解決の方向性をQ&A形式でお伝えします。

こんな方におすすめ

  • ✅ 夜営業だけで経営しているのに、月末の利益が思ったより残らない方
  • ✅ 昼間の客席・厨房が使われていないことに問題意識を感じている方
  • ✅ 新しく物件を借りずに収益源を増やしたいと考えている方
  • ✅ 月10万円規模の新しい利益を、今ある店舗から生み出せるか知りたい方
  • ✅ ランチ営業を始めることが自分の店舗に合うかどうか判断したい方
飲食店で月10万円の利益を増やすことは現実的ですか? | 山道家二毛作モデル

「売上はある」のに利益が残らないのはなぜですか?

これは、夜営業中心の飲食店が陥りやすい構造的な問題です。売上が一定あっても、原材料費・人件費・光熱費・家賃を引くと手元に残る額が少ない。その根本にあるのは、固定費を「夜だけ」で回収しようとしていることです。

家賃は毎日発生します。店舗の設備も毎日減価償却されます。なのに、営業しているのは夕方から深夜の数時間だけ。つまり、昼間の時間は費用だけが流れていて、何も生み出していない状態が続いています。

飲食店の営業利益を増やすために固定費の活用が有効な理由については別の記事で詳しく書いていますが、今回お伝えしたいのは「固定費を分散させる」という発想です。同じ家賃・同じ設備・同じ厨房を使って、もう一つの営業時間帯を作る。それだけで、固定費の回収効率は大きく変わります。

月10万円の利益増加は、客数を増やさずに実現できますか?

夜の客数を増やすことは、簡単ではありません。広告費をかけても、競合店が多い中で新規客を獲得し続けるのはコストがかかります。一方、昼間の遊休時間に新しい営業を加えるのは、集客の難しさとは別の話です。

私が清水駅前で運営している「横浜家系ラーメン山道家」は、夜に使っていないカウンター5席を使い、11時から14時の3時間だけ営業しています。月間の客数は250〜350名程度で、月商は約25万〜33万円。客単価は約950円です。

この数字を見て「少ない」と感じる方もいるかもしれません。でも考えてみてください。この売上は、夜営業に追加で発生したものです。家賃はすでに夜営業で払っています。厨房設備も同様です。つまり、この昼営業で発生する固定費の追加負担は、光熱費と人件費(基本2名)程度に絞られます。その分、利益率は夜営業に比べて高くなりやすい構造です。

客数を増やさずに飲食店の利益を増やす考え方についても参考にしていただけますが、重要なのは「何を増やすか」ではなく「何を活かすか」という視点です。

✓ ここまでのポイント

  • 夜営業だけでは固定費の回収効率が低く、利益が残りにくい構造になりやすい
  • 昼の遊休時間に別業態を加えることで、固定費を分散させて利益率を改善できる
  • カウンター5席・3時間・2名という小規模営業でも、月商25万〜33万円の実績がある

「5席・3時間で月商25万〜33万円」という数字は出た。でも、自分の店舗に同じ構造が作れるかどうかは、席数・厨房・スタッフの組み合わせを確認しないと判断できない。説明会では、店舗ごとの状況に合わせてどう設計するかを具体的に話している。

山道家モデルの仕組みと説明会の内容を確認する

「間違いなく正統派の家系ラーメン」

実証店舗ご来店のお客様

「真面目に家系をやっていると思わせる一杯」

実証店舗ご来店のお客様

山道家では、長時間スープを炊く方式ではありませんが、タレ・鶏油・麺・チャーシュー・提供方法を総合的に調整することで、このような評価をいただいています。「本格的かどうか」を決めるのは、調理プロセスではなく、お客様が受け取る一杯の満足度です。

昼営業を加えたとき、夜の営業や仕込みに影響しませんか?

これは、昼営業を検討している多くの経営者が最初に心配することです。夜の仕込みが遅くなる、スタッフが疲弊する、片付けが終わらない——そういうイメージを持っている方は少なくありません。

実際に運営してみると、動線を整理することでその不安はかなり解消されます。10時に準備を始め、11時から14時まで営業し、14時以降に片付けと夜の仕込みに移る。この流れを、店舗ごとの厨房レイアウト・スタッフ構成に合わせて設計することが重要です。

「一律にこうしてください」という正解はありません。客席数・厨房の広さ・仕込みの量・スタッフのシフトによって、最適な流れは店舗ごとに異なります。山道家モデルでも、導入する店舗に合わせてオペレーション設計を一緒に考えることを重視しています。

どんな業態の店舗が、この方法に向いていますか?

昼間に厨房と客席が空いている夜業態であれば、基本的に検討の余地があります。居酒屋・焼肉店・ホルモン店・焼鳥店・ダイニングバーなど、夜を主戦場にしている店舗は特に親和性が高いです。

共通しているのは、「家賃を一日分払っているのに、使っているのは半日だけ」という状況です。この状況は、飲食店で月5万円の利益を増やすために何が必要かという観点で考えると、実は大きな改善余地として見えてきます。

逆に、向いていないケースもあります。昼の仕込みが夜の料理と完全に競合する、厨房が非常に狭い、スタッフが一人しかいない、などの場合は事前の確認が必要です。「やってみれば何とかなる」ではなく、事前に動線と人員を整理してから始めることが、無理のない継続につながります。

月10万円の利益増加を目指すには、何から始めればよいですか?

まず確認すべきは、「何のために昼営業を始めるのか」です。売上を作ることが目的ではなく、利益を増やすことが目的です。この順番を間違えると、売上が増えても手元に残らない夜営業と同じ構造になってしまいます。

次に、商品を決めます。ここでよくある失敗が、メニューを増やしすぎることです。定食・麺・サラダ・ドリンク……と並べると、仕込みが複雑になり、少人数では回せなくなります。商品を絞ることがオペレーションの安定につながります。

家系ラーメンをおすすめしている理由の一つは、商品の絞り込みがしやすいことです。ラーメン・半ライス・トッピング数種——この程度のラインナップで、実証店舗の月商は25万〜33万円に達しています。多品目を並べなくても、一品に集中したほうが利益は出やすい。

そして大切なのは、小さく始めることです。週3日・3時間・5席から試してみる。反応を見ながら改善する。いきなり毎日フル営業を目指す必要はありません。「新しく始めるのではなく、賢く始める」という感覚を持っていただけると、導入のハードルはずっと下がります。

まとめ:月10万円の利益増加は、今ある店舗の中にある

夜営業だけで利益が残らないのは、努力が足りないのではなく、構造の問題です。固定費を夜だけで回収しようとしている限り、売上を少し増やしても利益はなかなか積み上がりません。

昼間の遊休時間・厨房・客席は、すでにあなたのお店にあります。新しく物件を借りる必要はありません。必要なのは、その資産を動かす仕組みと商品です。カウンター5席・3時間・基本2名という小規模から始めた実証店舗が、月商25万〜33万円という数字を積み上げているのは、その可能性を示す一つの実例です。

「月10万円の利益増加は現実的か」という問いへの答えは、「今ある店舗を使うなら、現実的な射程に入る」です。ただし、それはあなたの店舗の状況によります。席数・厨房・スタッフ・営業時間の構成が違えば、最適な方法も変わります。

具体的な話を聞いてみたい方は、まず電話でのご相談も受け付けています。
📞 054-363-2766(山道家二毛作モデル)

夜だけに頼る収益構造を変えるには、昼の遊休時間に何を置くかを決めることが最初の一歩になる。山道家モデルの詳細ページでは、オリジナルプランとブランドプランの違い、導入の流れ、説明会への申込み方法を確認できる。

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