焼肉店で利益が出ない原因は、夜営業への依存でしょうか?

経営改善・利益アップ

「売上は悪くないのに、手元にお金が残らない」「原価も人件費も上がっているのに、夜の客数はそう簡単に増やせない」——焼肉店やホルモン店を経営しているオーナーから、こういった声をよく聞きます。

さらにこんな状況も重なります。昼間は厨房もカウンターも空いたまま。仕込みのスタッフが少し動く時間はあっても、そこで何かを売っているわけではない。家賃は一日分きっちり発生しているのに、稼いでいる時間は夜の数時間だけ。

焼肉店の利益が出にくい構造の一因は、夜営業だけに収益を集中させていること、つまり「店舗の稼働時間が短すぎる」ことにあります。ただし、これを「夜をもっと頑張れ」という話に持っていくつもりはありません。夜営業はすでに十分に頑張っています。問題は、昼間という時間帯が利益に変わっていないことです。

こんな方におすすめ

  • ✅ 焼肉店・ホルモン店を経営していて、夜営業だけでは利益が残りにくいと感じている方
  • ✅ 昼間の厨房・客席が空いていて、何かに活用できないか考えている方
  • ✅ ランチ営業を始めたいが、商品開発や仕入先探しに時間がとれない方
  • ✅ フランチャイズではなく、自由度の高い方法で新しい収益源を作りたい方
  • ✅ 少人数・短時間で運営できる昼業態に興味がある方
焼肉店で利益が出ない原因は、夜営業への依存でしょうか? | 山道家二毛作モデル

夜営業だけの焼肉店が抱える構造的な問題とは?

焼肉店は一般的に、夜に集中して売上を立てる業態です。ディナー帯の回転数と客単価が収益の大部分を決めます。しかし、固定費——家賃・光熱費・設備の減価償却——は24時間365日発生しています。

たとえば月の家賃が20万円だとすると、夜の4〜5時間しか営業していなければ、残り19時間分の家賃を「払いっぱなし」にしているとも言えます。原材料費や人件費が上昇している今、この構造はじわじわと利益を削っていきます。

「夜をもっと伸ばす」ことが解決策であれば話は単純ですが、夜の客数はそう簡単にコントロールできません。天候、曜日、地域の人口動態、競合店の動き——外部要因に左右されるものが多い。だとすれば、「今ある時間と設備をもっと使う」という発想が現実的な選択肢になります。

昼間の遊休時間を収益に変えるには、何から始めればよいですか?

「昼営業を始めたい」と考えたとき、多くの焼肉店オーナーが最初にぶつかる壁があります。それは時間の問題です。

夜営業を回しながら、ランチメニューの商品開発、食材の仕入先探し、メニュー表や販促物の制作、スタッフへの説明——これを並行して進めるのは現実的ではありません。私自身も、2009年から「侍ホルモン清水駅前店」を営んでいますが、夜の営業を続けながら別業態の立ち上げ準備をすることが、いかに体力と時間を消耗するかを身をもって経験しました。

だからこそ、私が行き着いた考え方は「ゼロから作らない」ことです。すでに検証済みのレシピ・仕入先・オペレーション・販促物が揃った状態から始めれば、準備にかかる時間と労力を大幅に減らせます。自分の時間を「考えること」ではなく「営業すること」に使える状態にして初めて、昼営業は動き出せます。

短時間・少人数でラーメン営業を始めることはできますか?

「ラーメンを始めるなら、長時間スープを炊かないといけないのでは?」という先入観を持っている方は多いです。確かに、一般的なラーメン専門店では仕込みに多くの時間を割きます。しかし、それが昼だけの営業で必要かどうかは別の話です。

私が静岡市清水区で運営している「横浜家系ラーメン山道家」は、11:00〜14:00の3時間営業、カウンター5席、基本2名体制です。この規模で月間250〜350名のお客様にお越しいただき、月商25万〜33万円という実績を出しています。

この営業スタイルで大切にしているのは、スープを何時間炊いたかではなく、お客様が口にしたときの満足度です。業務用スープをベースにしながら、タレ・鶏油・麺・チャーシュー・提供方法を総合的に調整することで、「本格的」という評価をいただいています。

「真面目に家系をやっていると思わせる一杯」

実証店舗ご来店のお客様

「間違いなく正統派の家系ラーメン」

実証店舗ご来店のお客様

11:00〜14:00という営業枠は、夜の仕込みに影響を与えない時間帯です。終了後に片付けを終えれば、夜の準備にそのまま移行できます。焼肉店・ホルモン店の夜営業リズムと、干渉せずに組み合わせられる時間設計になっています。

✓ ここまでのポイント

  • 焼肉店の利益が出にくい背景には、夜だけに収益を集中させる構造があり、固定費の回収効率が低い
  • 昼営業を始めたくても、夜営業を続けながら商品開発・仕入先探し・販促物準備を一から行うのは現実的ではない
  • 11:00〜14:00の3時間・5席・2名という小規模スタートでも、収益を生み出せることが実証されている

準備にかけられる時間が少ない場合、どんな仕組みを使えばよいですか?

「やってみたい気持ちはある。でも、何から手をつければいいか分からないし、調べる時間もない」——この状態の経営者が一番多いと感じています。

山道家モデルでは、レシピだけを渡して終わりにするのではなく、仕入先の紹介・チャーシューの製法・調理研修・オペレーション設計まで含めて提供しています。ブランドプランを選べば、ロゴデータ・メニューデータ・POPデータもセットで用意されています。自分でデザイン会社を探して、何度もやり取りして……という作業が不要になります。

「新しく作るのではなく、今ある店舗を活かす」というのが基本の考え方です。そして、準備にかける時間も「今ある仕組みを活かす」ことで最小化できます。

加盟金・月額ロイヤリティ・契約期間はありません。必要なノウハウを導入して、あとは自分の店舗として運営できます。自店の屋号でラーメンを始めたい場合はオリジナルプラン、山道家のブランドを使いたい場合はブランドプランという選択肢があります。

導入後、昼営業は夜の仕込みや体制に影響しますか?

「昼を始めたら、夜の準備が遅れるのでは?」という不安はよく出てきます。これは、導入前に店舗ごとの動線を整理することで対応できます。

一般的な流れとしては、10時頃から仕込みと開店準備を行い、11〜14時で営業、終了後に片付けを済ませてから夜営業の仕込みへ移行します。焼肉店のディナー営業が17〜18時スタートであれば、昼の終わりから夜の準備まで3〜4時間の余裕があります。

もちろん、店舗の規模・スタッフの体制・厨房のレイアウトによって最適な流れは変わります。山道家モデルでは一律の運営方法を押し付けるのではなく、店舗ごとの最適解を一緒に考えることを大切にしています。

まとめ:夜だけで頑張らなくていい理由

焼肉店の利益が出にくい原因は、夜営業への依存だけではありません。ただ、夜の稼働に収益のすべてを委ねている構造が、固定費の回収効率を下げていることは確かです。

昼間という時間は、すでにあなたの店舗の中に存在しています。その時間を使うために、新しい物件を借りる必要も、大きな設備投資をする必要もありません。ただ、一から商品開発・仕入先探し・販促物制作をする余裕が、夜営業を抱えながらではなかなか作れない——そこが現実的な課題です。

その課題に対して、「整った仕組みをそのまま導入する」という選択肢があります。ラーメン営業を始めることが目的ではありません。今ある店舗に、新しい利益源を加えることが目的です。

昼営業の形・規模・タイミングは、あなたのお店に合わせて一緒に考えます。まずはお気軽にご相談ください。

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