「ホルモンって食べてみたいんですけど、何を注文すればいいか分からなくて…」
この一言を、これまで何度お客様から聞いてきたか分かりません。ホルモン専門店を17年続けてきた私、鈴木が正直に言うと——ホルモンのメニューを初見で読み解ける人のほうが、実は少数派です。飲食店の調査では、初めてホルモン専門店に入ったお客様の半数以上が「何を頼んでいいか迷った」と答えるというデータもあります。それは知識がないからではなく、ホルモンという食材そのものが、それだけ部位の種類が多いからです。
だから今日は、普段カウンター越しにお客様へお伝えしていることを、そのまま書いてみようと思います。店主自身がホルモン好きだからこそ気づいた「最初の一歩の踏み出し方」——ぜひ最後まで読んでみてください。
こんな方におすすめ
- ✅ ホルモンを食べてみたいけど、何を注文すればいいか分からない方
- ✅ 部位の名前を見てもピンとこず、いつも迷ってしまう方
- ✅ 初めてホルモン専門店へ足を運ぶことを考えている方
- ✅ 清水駅周辺でホルモン焼き居酒屋を探している方
- ✅ 七輪炭火焼きを一度体験してみたい方

ホルモンのメニューが難しく感じる理由、正直に話します
ホルモンには、シマチョウ、マルチョウ、コブクロ、ハツ、レバー、ミノ、センマイ…と、部位の名前だけでも数十種類あります。しかも「これって牛のどこ?」と聞かれると、すぐに答えられない方がほとんどです。それは当然のことで、普段の食卓に並ぶ機会がそれほど多くないですから。
私自身、この仕事を始める前からホルモンが好きでした。でも「好き」だからこそ、初めてホルモンと向き合ったときの「よく分からなさ」も、体で覚えています。どれが脂が多いのか、どれが歯ごたえがあるのか、どれが臭みが少ないのか——そういった情報が、メニュー表だけでは伝わりにくい。
だから当店では、初めてご来店された方に対してメニューの説明を必ずするようにしています。「押し売り」ではなく、「地図を渡す感覚」で。どこへ向かえばいいか分かれば、あとは自分で歩けます。ホルモンもそれと同じです。
部位の名前を見てもどれを選べばいいか分からない、という気持ちは記事を読んでもまだ残るかもしれません。実際にどんな部位がメニューにあるのか、当店のラインナップを先に確認しておくと、来店前のイメージがぐっとつかみやすくなります。予約や問い合わせは不要で、今すぐ確認できます。
店主が考える「最初の一皿」の正解
ホルモン初心者の方に私がいつもお勧めしているのは、「複数の部位を少しずつ食べてみる」ことです。いきなり単品で一種類だけを頼むのは、地図なしで知らない街を歩くようなもの。まず全体を見渡してから、気に入ったところへ戻る——そのほうがホルモンの面白さに気づきやすいんです。
当店のホルモンミックスボウルは、そういった「最初の地図」として作ったメニューです。人気の部位をバランスよく盛り合わせていて、一皿食べ比べることで「脂の甘いもの」「歯ごたえのあるもの」「あっさりしたもの」それぞれの個性を体感してもらえます。レギュラーサイズ(1,780円)から用意していますので、一人でも、複数人でも使いやすい形です。
この食べ比べをしたあと、「さっきの脂が多いやつをもう一度食べたい」「今度はあっさり系でいこう」と、自分の好みが見えてくる。そこからが、ホルモンの本当の楽しみ始まりです。ホルモン好きに選ばれるお店の条件にも共通しますが、「選べる幅があること」は専門店として大切にしているポイントの一つです。
七輪の前に座ると、不思議と会話が生まれる
部位の話だけでなく、「焼き方」もホルモンの楽しさに大きく関係しています。当店では卓上七輪の炭火でお客様自身に焼いていただくスタイルをとっています。これが、初めての方にとって意外な入口になっていることが多いです。
七輪の前に座ると、自然と「これはどのくらい焼けばいい?」「もう少し?」という会話が始まります。同僚と、夫婦と、友人と——炭火を囲む時間そのものが、食事の場を和ませてくれる。焼き方のコツをお伝えすると、そこからぐっと表情が変わるお客様が多くて、私はその瞬間がとても好きです。
「焼いている時間も楽しみの一部」という感覚は、テーブルに並べられた料理を食べるだけの体験とは、少し違うものがあります。七輪と炭火がある分、失敗もあります(焦がすこともあります)。でもそれも含めて、記憶に残る食事になるんだと思っています。
「七輪で焼くホルモンが想像以上に美味しかった」
ご友人との食事でご来店のお客様
この声を聞くたびに思うのは、「想像以上」という言葉です。ホルモンに対してなんとなくハードルを感じていた方が、実際に炭火の前に座って焼いて食べてみると——そのギャップが、良い意味で裏切られる体験になっているんだろうと。
✓ ここまでのポイント
- ホルモンのメニューが分かりにくいのは知識不足ではなく、部位の種類が多いから。まずは食べ比べが近道。
- 初めての方には「複数の部位を少量ずつ試す」ところから始めるのがおすすめ。
- 七輪炭火で自分で焼く体験が、ホルモンへの親しみを生む入口になることが多い。
「食べ比べてみたい」という気持ちが固まってきたなら、あとは席を押さえるだけです。七輪を囲む時間は予約があるほうが落ち着いて楽しめますし、初めてであることを一言添えておくと、当日の案内もスムーズになります。
「臭いが心配」という方へ、正直に伝えたいこと
ホルモンに対してよく聞く不安の一つが、「臭みが気になる」というものです。これについては、私自身がホルモン好きだからこそ、お客様に正直にお伝えできることがあります。
ホルモンの臭みは、ほぼ下処理の丁寧さで決まります。鮮度と、仕込みの工程。ここを省略すると、どんな部位も台無しになります。当店では仕込みの段階からホルモンの状態を確認し、ご提供する部位それぞれに合わせた処理をしています。専門店として17年間続けてこられたのは、この部分を妥協しなかったからだと思っています。
「ホルモンが苦手だと思っていたが好きになった」というお声をいただくことがあります。過去に食べた経験が良くなかった方が、改めて専門店で試してみると印象が変わることは少なくありません。地元で人気のホルモン店が選ばれる理由の一つも、実はこの「仕込みへの姿勢の違い」にあると感じています。
店主がホルモン好きでよかったと思う瞬間
この仕事を続けていて、「自分がホルモン好きで本当によかった」と感じる瞬間があります。それは、初めてご来店されたお客様が帰り際に「楽しかった」と言ってくださるときです。
料理の知識や技術は、学べばある程度身につきます。でも「どの部位がどんなお客様に刺さるか」「初めての方が七輪の前でどんな反応をするか」——これは、自分自身がホルモンを食べ続けてきたからこそ分かることだと思っています。好きだから観察するし、好きだから工夫する。それが結果として、初めての方が「また来たい」と思えるお店につながっているなら、嬉しい限りです。
ホルモン好きが最後にたどり着くお店とはどんなお店か、という問いに正面から答えるのは難しいですが、少なくとも「また来たいと思える理由がある店」であり続けることを、清水駅前でこれからも続けていきたいと思っています。
まとめ:まずは七輪の前に座ってみてください
ホルモンのメニューは確かに多く、最初は迷います。でもそれは、それだけ楽しみの幅があるということでもあります。「何を頼めばいい?」と思ったら、まず食べ比べができる一皿から始めてみてください。焼きながら話しながら、自分の好みが少しずつ見えてきます。
清水駅西口から徒歩約1分、侍ホルモン清水駅前店は火曜〜土曜の17:30から営業しています(日曜・祝日は22:00まで、月曜定休)。ご予約やご不明な点は、お電話でもお気軽にどうぞ。
「想像以上に美味しかった」という声が生まれるのは、実際に七輪の前に座ってみてからです。ホルモン初心者の方こそ、一度だけ足を運んでみてください。ホットペッパーグルメから空席状況の確認と予約ができます。


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