肉好きのお客様の注文に密着してみました

居酒屋でホルモンを注文する際、最初に頼む一品を「ホルモン系」ではなくカルビや唐揚げなど「無難な一品」から始めるお客様は、全体の約6割にのぼるというデータがあります。つまり、肉好きを自認する方でも、ホルモンの入口を見つけられていないケースが意外なほど多いのです。

こんにちは。静岡市清水区、清水駅西口から徒歩1分の場所で「侍ホルモン 清水駅前店」を営んでいる鈴木です。2009年の創業から17年、ホルモン焼き居酒屋として地元の皆さんに通っていただいてきました。

今回はある平日の夜、「肉好きだけどホルモンは少し迷う」というお客様のご来店に密着する形で、実際の注文の流れをそのまま書いてみます。個人店でしか生まれない、あの七輪を囲む時間の話です。

こんな方におすすめ

  • ✅ チェーン店ではなく、個人店ならではの雰囲気を楽しみたい方
  • ✅ 肉好きだけどホルモンの注文に少し迷ってしまう方
  • ✅ 清水駅周辺でゆっくり飲める居酒屋を探している方
  • ✅ 七輪炭火焼きを初めて体験してみたい方
  • ✅ 仕事帰りに気持ちよく一杯やれるお店を探している方
肉好きのお客様の注文に密着してみました | 侍ホルモン 清水駅前店

17:30、開店前の仕込みから始まる「個人店の一日」

開店は17:30ですが、私の一日はずいぶん前から始まっています。ホルモンは鮮度と下処理が命ですから、仕込みにかける時間は毎日しっかり確保しています。丁寧に処理されたホルモンは、臭みがなく、焼いたときの旨味が全然違います。「ホルモンって臭そう」というイメージを持ってご来店いただいた方が、「全然臭くない、むしろ甘い」と驚いてくださることが多いのですが、それは毎日の仕込みがあってこそです。

七輪に使う炭の準備も欠かせません。卓上七輪で炭火焼きを楽しんでいただくためには、火加減の安定が大事。炭の選び方や熾し方にも、17年間で積み重ねてきた自分なりのやり方があります。チェーン店のようにマニュアルがあるわけではないですが、そのぶん自分の判断でこだわれる。それが個人店をやっている醍醐味だと思っています。

19:00、「とりあえず何でもいい肉、ください」というご来店

その日の19時頃、4名のグループが来られました。40代くらいの男性中心で、会社の同僚同士という雰囲気。席に案内してメニューをお渡しすると、「肉好きなんですけど、ホルモンってどこから頼めばいいですか?」と聞いてくださいました。

こういう質問、実は大歓迎です。ホルモンは部位の種類が多くて、名前だけ見ても特徴が分かりにくいですよね。シマチョウとテッポウ、どっちが何なのか、初めての方にはなかなか判断できません。

私がまず提案したのは、当店の看板メニューである「ホルモンミックスボウル」です。人気の部位をバランスよく盛り合わせてあるので、一皿でいくつかの部位を食べ比べながら、自分の好みを見つけていただけます。「今日はどれが一番好きだった?」そんな会話が自然に生まれるのが、このメニューのいいところだと思っています。レギュラーサイズで1,780円ですが、4人でわいわいやるなら大盛りや超大盛りを囲んでもいい。

そこに塩ダレか味噌ダレかを選んでいただき、七輪に火が入ります。炭の熱でホルモンの脂がじわっとにじみ出てくるあの瞬間、生ビール片手に「おお、いい感じだ」と言ってくれる顔を見るのが、私にとってこの仕事の一番の場面です。

✓ ここまでのポイント

  • 個人店の強みは、毎日の丁寧な仕込みと店主ならではの目配りにある
  • ホルモン初心者でも、部位の盛り合わせから始めると食べ比べながら自分の好みが見つかりやすい
  • 七輪炭火焼きは「焼く時間そのもの」が楽しさの一部。テーブルを囲む空気感がチェーン店とは違う

20:00、会話が広がる「焼き方のひと声」の話

ホルモンをお出しするとき、私はほぼ必ず「焼き加減のポイント」をひと言添えます。例えば、脂が多い部位は七輪の端でゆっくり焼いたほうが柔らかく仕上がるとか、コリコリ系の部位は強火で短時間が美味しいとか。部位によって焼き方が変わるのがホルモンの面白さなので、そこも楽しんでほしいんです。

マニュアルでお客様を流すのではなく、その日来てくれた方に合わせて話をする。個人店だからできることですし、それが「また来たいな」と思っていただける一つの理由になっているのかな、と感じています。

この日のグループも、最初は「ホルモンって難しいんじゃ」という空気があったのですが、焼き始めてしばらくすると「これがシマチョウか、全然くさくない」「脂が甘い」と声が出てきて、いつの間にか皆さん前のめりになっていました。追加注文で和牛のハラミも頼まれて、「ホルモンと和牛の両方が食べられるのがいいですね」と言ってくださいました。

21:30、宴会で全員に喜ばれた話も聞かせてもらいました

後半、お酒も進んだところで「実は以前も来たことあって、会社の宴会で使ったんです」と話してくれた方がいました。聞いてみると、幹事を任されてお店を探したとき、「駅から近くて、個人店で、コース内容がはっきりしているところ」を条件に探してくれたのだそうです。

「宴会で利用したら参加者全員に喜ばれた」

40代・男性(会社員・幹事)

この言葉、ものすごく嬉しかったです。幹事の方というのは、当日の料理や雰囲気だけでなく、「お店選びで外さないか」というプレッシャーを一番感じている方です。その方に「全員に喜ばれた」と言っていただけるのは、私たちがやってきたことへの何より率直な評価だと思っています。

当店の宴会コースは、ホルモンや和牛焼肉に加えて、名物の牛骨塩もつ鍋も楽しめる内容で、飲み放題もセットになっています。お手軽コース5,000円から、もつ鍋コース6,000円まで数種類ご用意していますので、人数や目的に合わせてお選びいただけます。清水駅西口から徒歩1分という立地も、「駅近で探している」という幹事の方には喜んでいただけることが多いです。

23:00、閉店後に思うこと

その日のグループは22時半頃にお帰りになりました。「また来ます」という声を聞きながらドアを閉める瞬間が、一日で一番ほっとする時間です。チェーン店ではなく個人店を選んでくれた方が、「来てよかった」と感じてくれたかどうか。それだけをずっと考えながらやってきた17年だと思います。

最近は「個人店を応援したい」という気持ちで来てくれるお客様も増えました。その気持ちに応えるためには、チェーン店にはできないことを続けていくしかありません。丁寧な仕込み、焼き方のひと声、名前を覚えた常連さんへのひと言。そういう積み重ねが、「また来たい」につながると信じています。

清水駅周辺でホルモンを食べたいと思ったとき、侍ホルモンを思い出していただけたら嬉しいです。初めての方も、久しぶりの方も、七輪を囲みながらゆっくり過ごしていただける場所を、これからも続けていきます。

まとめ:個人店だからできる時間が、ここにあります

今日は、肉好きのお客様がホルモンと出会う一夜の流れをそのまま書いてみました。「部位が分からない」「臭そうで不安」という入口の気持ちが、炭火で一皿焼くうちにほぐれていく。その変化を目の前で見られるのが、個人店のカウンターに立っている者としての喜びです。

ご来店のご予約、メニューの確認は以下からどうぞ。宴会のご相談はお電話でもお気軽にお声がけください。

今日も一日お疲れさまでした。清水駅西口を出たら、すぐそこにいます。

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