先日、常連のお客様から「店主さんって、開店前はどんなことしてるんですか?」と聞かれました。
言われてみると、お客様が目にするのはいつも「七輪に炭がくべられた後」の時間だけ。開店前の厨房や、仕込みの時間のことを話す機会はほとんどありません。
そのひと言がずっと頭に残っていて、今回は思い切って一日の流れを書いてみることにしました。真夏の清水で、ホルモン居酒屋の一日はどんなふうに動いているのか。店主・鈴木の視点で、ありのままお伝えします。
こんな方におすすめ
- ✅ 侍ホルモンの日常やこだわりを知りたい方
- ✅ ホルモンの仕込みや下処理に興味がある方
- ✅ 清水駅周辺で通えるお気に入りの店を探している方
- ✅ 仕事帰りに七輪を囲む時間を楽しみたい方
- ✅ 個人店の雰囲気や店主の人柄が気になる方

午後3時、仕込みの時間からすべては始まる
侍ホルモンの開店は17時30分ですが、仕込みはその何時間も前から始まっています。真夏の厨房は、正直言って暑い。窓を開けていても熱がこもって、額に汗が浮かぶ時間帯が続きます。
この日も午後3時過ぎには厨房に入り、まずホルモンの下処理から手をつけました。
ホルモンは「臭い」というイメージを持っている方も多いのですが、その多くは下処理の問題です。丁寧に洗って、余分なものを取り除いて、臭みの原因になる部分を一つひとつ処理していく。地味で時間のかかる作業ですが、ここを丁寧にやるかどうかで、食べたときの印象がまったく変わります。
「ホルモンって実はこんなに美味しいんだ」とお客様に感じていただけるのは、この仕込みの時間があってこそ。18年この仕事を続けてきた中で、それだけは変わらない信念です。
牛骨塩もつ鍋のスープも、この時間にしっかり確認します。牛骨をじっくり炊いて引き出したスープは、一年を通してご注文いただく看板料理のひとつ。真夏でも「もつ鍋が食べたくて来た」と言ってくださる方が一定数いらっしゃいます。暑い季節に熱いもつ鍋、というのは意外と好まれるもので、その度に嬉しくなります。
午後5時、炭の準備と七輪のセッティング
仕込みが一段落したら、七輪に炭をセットしていきます。
卓上七輪の炭火焼きは、侍ホルモンの大切な特徴の一つです。ガスではなく炭で焼くことで、外はしっかりと香ばしく、中はジューシーに仕上がります。ホルモンや和牛の旨味を最大限に引き出してくれるのが、この炭の熱です。
七輪のセッティングをしながら、ふと思うことがあります。
お客様が七輪を囲む時間って、料理を食べるだけじゃないんですよね。焼けてくるにおいを嗅ぎながら話をして、「そろそろかな」と箸を動かして、「もうちょっと焼こうか」と相談して。その一連の時間そのものが、食事の楽しみになっている。そういう場を作れるのが、この仕事の醍醐味だと感じています。
夏の夕方、窓から少し風が入ってくる頃。店内の準備が整ったときの静けさが、一番好きな時間かもしれません。
✓ ここまでのポイント
- ホルモンの下処理は「臭みをなくす」ために欠かせない工程で、ここに時間と手間をかけている
- 牛骨塩もつ鍋のスープは真夏でも人気で、一年中提供している看板メニューのひとつ
- 炭火七輪は料理の仕上がりだけでなく、お客様が囲む「時間の楽しさ」のためにも大切にしている
午後6時、最初のお客様と「今日の疲れ」を受け取る瞬間
17時30分の開店から少し経つと、仕事帰りのお客様がぽつぽつと来られます。スーツのネクタイを少し緩めながら扉を開けてくる方、連れの方と笑いながら入ってくる方、ひとりで静かに座られる方。
お一人お一人の様子を見ながら、「今日はどんな一日だったのかな」と想像することがあります。
ホルモン初心者の方がいらっしゃったときは、部位の説明からさせていただきます。「どれを頼んだらいいか分からなくて」という方は本当に多い。そういうときは、人気のある部位を少しずつ盛り合わせたホルモンミックスボウルから始めることをおすすめしています。食べ比べながら「これが好きだった」「次はこれを単品で頼もう」という流れが自然に生まれるので、初めての方にも入りやすい一皿です。塩ダレと味噌ダレを選べるので、お好みに合わせてどうぞ。
「どう焼いたらいいですか?」と聞かれたら、焼き方も一緒にお伝えします。部位によって焼き時間や引き上げるタイミングが違うので、最初だけでもアドバイスできると、お客様の安心感が全然違います。
「ホルモンが苦手だと思っていたけど、ここで食べて好きになりました。初めてでも安心して注文できたし、焼き方も教えてもらえてよかったです」
30代・女性
こういうお声をいただくと、仕込みの疲れが一気に吹き飛びます。大げさではなく、本当にそう感じます。
真夏ならではの光景と、宴会の夜
7月から8月にかけては、暑気払いの宴会が増える時期です。清水の夏は蒸し暑く、「今年もよく頑張った、飲もう」という気分になるのか、会社のグループや仲間同士の予約が続きます。
掘りごたつの座敷席は最大27名まで収容できるので、会社の宴会にも対応しています。コース料理は飲み放題付きで用意しているので、幹事の方が「予算と内容を分かりやすくしたい」というときにも使いやすい形になっています。
宴会のテーブルを見ていると、炭火の前で自然と会話が生まれているのが分かります。七輪を囲むと、なぜか場が和むんです。焼く役割が自然と決まったり、「それもう食べていいんじゃない」とつつき合ったり。料理が、コミュニケーションのきっかけになっている。そういう場面に立ち会えることが、この仕事を続けてきた理由のひとつだと思っています。
「宴会で利用したら、参加者全員に喜ばれました。駅からも近くて移動も楽でした」
40代・男性
午後10時過ぎ、片付けながら思うこと
日曜・祝日は22時、平日は23時が閉店です。最後のお客様を見送って、七輪を片付け、テーブルを拭いて、厨房を整えていく。静かな作業の時間です。
2009年に清水駅前で店を開けて、気がつけば17年が経ちました。変わったこともたくさんありますが、変わらないのは「ホルモンの楽しさを伝えたい」という気持ちだけです。
清水駅西口から歩いて1分という場所で、仕事帰りの方が「今日もここに来てよかった」と思ってもらえる店であり続けること。それが、毎日仕込みをして炭をおこして、続けてきた理由です。
真夏の一日は長く、厨房は暑いけれど。七輪を囲んで笑顔になるお客様を見ると、また明日も仕込みをしようという気持ちになります。
まとめ:清水駅近くのホルモン居酒屋へ、ぜひ一度
今日は侍ホルモンの一日を、ざっくばらんにお伝えしました。仕込みから始まって、炭の準備をして、お客様と過ごす時間があって、片付けで終わる。当たり前の一日の積み重ねが、17年という時間になっています。
初めてホルモンを食べる方も、久しぶりに七輪を囲みたい方も、宴会の会場をお探しの方も、ぜひ清水駅西口からふらっとお立ち寄りください。部位の選び方や焼き方は、気軽に聞いていただければ一緒に考えます。
お気軽にご予約・お問い合わせをどうぞ。お待ちしております。
📞 お電話でのお問い合わせ・ご予約:054-363-2766
🍖 メニューを見る


コメント