ホルモンの部位を覚えるための簡単な方法

先日、初めてご来店されたお客様から「ホルモンって種類が多すぎて、メニューを見てもどれを頼めばいいか全然わからなくて…」というお話をいただきました。

その気持ち、よくわかります。ミノ・テッチャン・コプチャン・シマチョウ・ハチノスなど、名前を並べられてもピンとこない。しかも食感も脂のノリ方もまったく違う。ホルモン好きの自分でも、初めてメニューと向き合ったときは「何からいこうか」と考えたものです。

ただ、実際のところ「覚えよう」と気負う必要はほとんどないんです。食べながら順番に知っていけば、自然と自分の好みが見えてきます。今回はそのための、ちょっとしたコツをお伝えします。

こんな方におすすめ

  • ✅ ホルモンに興味はあるけど、部位の名前が覚えられない方
  • ✅ メニューを見ても何を頼めばいいか迷ってしまう方
  • ✅ 初めてホルモン専門店に来店する予定がある方
  • ✅ 清水駅・新清水駅周辺でホルモン焼き居酒屋を探している方
  • ✅ 食べ比べながらゆっくりお酒を楽しみたい方
ホルモンの部位を覚えるための簡単な方法 | 侍ホルモン 清水駅前店

「覚える」より「食べ比べる」から始める

ホルモンの部位は大きく分けると、牛の第一胃から第四胃(ミノ・ハチノス・センマイ・ギアラ)、腸(コプチャン・シマチョウ・テッチャン)、そのほかの内臓部位(ハツ・レバー・タン)など、実に多岐にわたります。

これを全部一気に覚えようとするのは、正直しんどいです。飲食の仕事を18年してきた私でさえ、初めてお客様に部位を説明するようになった頃は、どう伝えたら伝わりやすいか試行錯誤していました。

一番手っ取り早いのは、まず「食感」で分類することです。ホルモンの部位は大きく三つの方向性で分けられます。

  • コリコリ系(歯ごたえを楽しむ):ミノ、センマイなど。噛むほどに旨味が出てくるタイプ。
  • やわらか・とろける系(脂の甘みを楽しむ):シマチョウ、コプチャンなど。脂がたっぷりで、炭火で焼くとジューシーに仕上がります。
  • あっさり・旨味系(クセが少なく食べやすい):ハツ、タンなど。内臓特有の風味が少なく、焼肉感覚で食べられます。

「今日はどのタイプから食べてみたいか」という視点で選ぶと、メニューがぐっとシンプルに見えてきます。

初めての方には「盛り合わせ」を起点にするのが近道

とはいえ、食感の分類を頭に入れても「それで実際に何を頼めば…」となる方も多いかと思います。そういうときは、盛り合わせメニューを起点にするのが一番わかりやすい方法です。

当店でも、複数の部位を組み合わせた盛り合わせをご用意しています。テーブルに運ばれてきたときにスタッフが「これがミノです」「こちらがシマチョウで、脂が多いので少し強めに焼くと美味しいですよ」とご案内できるので、名前と食感が一致しやすくなります。

食べながら「これは何ですか?」と気軽に聞いていただくのが、一番早い覚え方です。テキストで読むより、実際に食べた感触と一緒に覚えた部位の名前は、次に来たときも自然と思い出せるものです。

当店のホルモンミックスボウル(レギュラー1,780円〜)は、まさにそういう場面のためにあるメニューです。何種類かの部位がバランスよく入っているので、「今日はこれが好きだった」「次はあれを多めに頼みたい」という会話が食卓で自然と生まれます。一人でも、複数人でも、部位の話をしながら食べ比べるのが侍ホルモンの楽しみ方の一つです。

「タレ」と「塩」で同じ部位が別物になる

部位を覚えるうえで、もう一つ知っておくと面白いのが「タレと塩で味わいがガラッと変わる」ということです。

同じシマチョウでも、味噌ダレで食べると甘みとコクが前に出てきます。一方、塩ダレで食べると脂のさっぱりとした甘みと炭火の香りが際立つ。どちらが好きかは本当に人によって違います。

よく「ホルモンはタレで食べるもの」と思い込んでいる方がいますが、実際には塩が好きという方も多い。部位と調味の組み合わせを変えてみることで、同じメニューでも全然違う発見があります。

特にコプチャンは塩ダレとの相性が良く、炭火で丁寧に焼いたときの香ばしさと合わさって印象が変わります。逆にミノは味噌ダレで食べると旨味がぐっと引き出される。こういった「部位×タレ」の組み合わせを試しながら食べていくと、気づけば部位の名前も特徴も頭に入っています。

✓ ここまでのポイント

  • ホルモンの部位は「コリコリ系・とろける系・あっさり系」の三方向で整理すると選びやすくなる
  • 盛り合わせメニューを起点に、スタッフに聞きながら食べ比べるのが一番自然な覚え方
  • 同じ部位でもタレと塩で味わいが大きく変わるため、組み合わせを変えながら楽しむのがおすすめ

七輪で「自分で焼く」ことが、記憶の定着につながる

ホルモンは、焼き方によっても味が変わります。脂が多い部位は弱火でじっくり、あっさりした部位はサッと強火で、というように。

当店では卓上七輪の炭火を使っていただくので、自分のペースで焼き加減を調整できます。「これは何秒くらい焼いたらいい?」と聞いていただければ、その部位に合わせてお答えします。

自分で焼いて、自分の手で食べた部位は記憶に残りやすいです。「シマチョウって、あの脂がぷっくり膨らんできたやつか」と次第に体感で覚えていける。七輪を囲む時間そのものが、ホルモンの勉強になっているわけです。

先日、初めてご来店されたお客様から「また来たいと思えるお店だった」とおっしゃっていただいたことがありました。料理だけでなく、炭火を囲みながら過ごした時間まるごとが楽しかった、ということだと受け取りました。部位を覚える、焼き方を覚える、お気に入りの一皿を見つける。そういう積み重ねが、「また来たい」という気持ちにつながってくれているなら、店主としてこれ以上うれしいことはありません。

「また来たいと思えるお店だった」

初めてご来店されたお客様より

「次に来たときに変わる」ことが、ホルモンの面白さ

ホルモンの部位は、一度で全部覚えなくていいと思っています。最初の来店でお気に入りが一つ見つかれば十分です。二回目に来たとき、「前回好きだったやつともう一品違うのを試してみよう」と選べたら、それがすでにホルモンを楽しんでいる状態です。

来るたびに少しずつ自分の「好みの地図」が広がっていく。そういう楽しみ方ができるお客様が増えてくれたら、という思いで17年間このお店をやってきました。

清水駅西口から歩いて約1分の場所にありますので、仕事帰りにふらっと立ち寄っていただきやすい立地です。初めてでも、どの部位にしようか迷っていても、気軽に声をかけてください。メニューの説明から焼き方のコツまで、スタッフがご案内します。

まとめ:部位は「食べながら」覚えるのが一番

ホルモンの部位が多くて何を頼めばいいかわからない、という方へ。まずは「食感の方向性」で三つに分けて考えること、盛り合わせから入って食べながら覚えること、タレと塩を使い分けて同じ部位を違う角度で楽しむこと、この三つを意識するだけで、ホルモンがぐっと身近になります。

そして、七輪の前に座って自分で焼いた記憶が、部位の名前と特徴を自然に覚えさせてくれます。テキストや図解より、食べた体験の方がずっと頭に残るものです。

清水区・清水駅周辺でホルモンを楽しみたい方、ホルモン初心者の方も、まずは一度足を運んでみてください。今日も一日お疲れさまでした。七輪を囲みながら、ゆっくり過ごしていただけたら嬉しいです。

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