居酒屋のドリンク注文データをご存じでしょうか。近年、ビールに次いでレモンサワーが「最も注文されるドリンク」として多くの飲食店でトップに並ぶようになっています。特に金曜・土曜の夜は、その傾向が顕著です。ここ清水駅前の「侍ホルモン」でも、週末になるとレモンサワーのオーダーが一気に増えます。
今日は、そんな週末の営業に密着しました。主役は店主・鈴木諭。2009年の創業以来、17年間この場所でホルモン焼き居酒屋を続けてきた調理師です。開店準備から最後のお客様をお送りするまで、その一日を追いました。
こんな方におすすめ
- ✅ 清水駅周辺でホルモン焼き居酒屋を探している方
- ✅ 週末の仕事帰りにゆっくり飲める店を知りたい方
- ✅ 炭火七輪で焼くホルモンの魅力が気になる方
- ✅ ホルモン初心者で、何を頼めばいいか分からない方
- ✅ 地元・清水で長く通える個人店を探している方

午後3時。週末の準備は「下処理」から始まる
土曜日の午後3時。まだ暖簾は出ていない。厨房では鈴木さんがすでに作業を始めていた。週末はお客様の数が多い分、仕込みの量も増える。ホルモンの下処理、牛骨スープの状態確認、タレの仕込み——ひとつひとつを丁寧に進めていく。
「ホルモンって、下処理で全部決まるんですよ」と鈴木さんは言う。「臭みがあるとか、噛み切れないとか、そういうイメージを持ってる方もいるんですけど、ちゃんと処理されたホルモンはそんなことない。だから僕は、仕込みにはどんなに忙しくても時間をかけます」
ホルモンに苦手意識を持つ方の多くは、過去に鮮度や下処理が不十分なものを食べた経験からくることが少なくありません。鈴木さんがその工程を丁寧に行うのは、「初めて食べた人にちゃんと好きになってほしい」という気持ちからです。
名物の牛骨塩もつ鍋のスープは、この時間帯にも静かに火にかけられています。牛骨をじっくり炊き上げたスープは、週末の夜に多くのテーブルで注文される一品。「これを目当てに来てくれるお客様もいるんです」と鈴木さんは目を細めます。
午後5時半。七輪に火が入る時間
開店30分前。各テーブルの卓上七輪に炭が準備される。火をおこし、七輪が温まるまでの時間も、週末の大切な準備のひとつです。
「七輪って、ガスや電気とは全然違うんですよ。炭火の輻射熱でじっくり火が通るから、ホルモンの旨味が逃げにくい。脂が落ちて煙が出て、それがまた香ばしさになる。そういうものを卓上で楽しんでほしいから、うちは七輪にこだわっています」
店内は掘りごたつ座敷席(最大27名収容)とテーブル席、半個室が揃っています。週末は常連のご夫婦や友人グループ、仕事帰りのご同僚など、様々なお客様が訪れます。
午後5時30分、開店。最初に暖簾をくぐったのは、スーツ姿の男性2名。常連のお客様でした。「お疲れさまでした」という鈴木さんの一言で、2人の肩がほんの少しほぐれたように見えました。
午後7時。レモンサワーが一番動く時間帯
週末の午後7時を過ぎると、店内の賑わいが一段と増します。そしてこの時間帯から、レモンサワーの注文が増え始めます。
「金曜も土曜も、7時を過ぎたあたりからレモンサワーが飛ぶように出るんですよ」と鈴木さんは話します。「最初はビールで乾杯して、七輪で焼き始めたあたりでレモンサワーに切り替える方が多い。ホルモンの脂と炭火の香ばしさに、爽やかなレモンサワーが合うんですよね」
炭火で焼いたホルモンとレモンサワー——この組み合わせは、確かに理にかなっています。脂の甘みとさっぱりした酸味が交互に口の中でリズムをつくる。箸を持つ手が止まらなくなるのも納得です。
この時間帯のあるテーブルでは、ホルモンを初めて食べるというお客様がいました。「何を注文したらいいですか」と相談を受けた鈴木さんは、迷わずホルモンミックスボウルを勧めていました。人気部位をバランスよく盛り合わせた一皿で、初めての方でも部位の違いを楽しみながら食べ比べできます。「まずはこちらから試してみてください。気に入った部位があれば、次はそれを単品で頼めばいいですから」そう伝えると、お客様の表情が明らかに和らいでいました。
✓ ここまでのポイント
- ホルモンの美味しさは下処理の丁寧さで決まる。専門店ならではのこだわりがある
- 卓上七輪の炭火焼きは、ホルモンの旨味を引き出すための工夫であり、食事の時間そのものを楽しくする
- 週末の夜は炭火ホルモンとレモンサワーの相性が特に人気を集める
午後9時。宴会テーブルの笑顔と、一人で来る常連の話
店内の奥の座敷では、会社の打ち上げグループが賑やかに盛り上がっています。飲み放題付きの宴会コースを利用しているようで、テーブルには次々と料理が運ばれていきます。ホルモン、和牛焼肉、そして牛骨塩もつ鍋——「侍ホルモン」の看板メニューが揃う席は、どのテーブルも箸が止まりません。
「宴会で利用したら、参加者全員に喜ばれました。幹事として本当に安心しました」
40代・男性(会社の打ち上げでご利用)
一方で、カウンター近くのテーブルには一人でゆっくり食事を楽しむ常連のお客様もいます。レモンサワーをちびちびやりながら、七輪でホルモンを焼く。誰かと話すわけでもなく、ただ静かにその時間を過ごしている。そういう使い方もこの店の魅力のひとつです。
「一人で来てくれる方も多いですよ。仕事が終わってここで一杯飲んで、それで一日を締める。そういうルーティンになってくれてる方もいて、それが一番嬉しいんです」と鈴木さんは話します。
「地元にこんなお店があることを知らなかった。また来たいと思えるお店でした」
50代・男性(清水区在住)
午後11時。暖簾をしまう前に思うこと
土曜日の営業は午後11時まで。最後のお客様をお送りして、鈴木さんは静かに七輪を片付け始めます。炭の始末、テーブルの清掃、翌日の仕込みのメモ——ひとつひとつの作業が、17年間積み重なってきた時間の重さを感じさせます。
「料理を出すだけなら、どこでもできる。でも、ホルモンの楽しさを伝えるのが僕の仕事だと思ってるんです。初めて来た方がホルモンを好きになって帰ってくれたら、それが一番です」
清水駅西口から徒歩約1分。17年間この場所で続けてきた理由は、きっとそこにあります。
まとめ:週末の一杯を、清水駅前の七輪で
週末の夜、炭火で焼いたホルモンとレモンサワーを囲む時間——それはただの食事ではなく、一週間の疲れをリセットするための時間でもあります。侍ホルモン 清水駅前店では、仕込みから接客まで、そういう時間をつくるために毎日丁寧に準備を重ねています。
ホルモンが初めての方も、久しぶりという方も、ぜひ一度七輪を囲む時間を楽しんでみてください。何を注文すればいいか迷ったときは、お気軽にスタッフへご相談ください。お客様に合った楽しみ方をご提案します。
ご予約・お問い合わせはお電話または下記よりどうぞ。週末はお席が埋まりやすいため、事前のご予約をおすすめしています。お待ちしております。
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