焼酎好きの常連様に密着してみました

居酒屋の常連客のうち、週に2回以上同じお店を訪れる方の割合はどのくらいだと思いますか。ある調査では、馴染みの個人店を持つ飲食愛好家のうち、週複数回通う層が全体の約3割を占めるというデータもあります。

ただ「近いから」「安いから」という理由だけでは、週に何度も足を運ぶ行動にはなかなかつながらないものです。

今回は、侍ホルモン 清水駅前店に10年以上通い続けているという焼酎好きの常連様に密着させていただきました。その様子を、店主・鈴木 諭の目線も交えながら一夜の流れでお伝えしていきます。

こんな方におすすめ

  • ✅ 清水駅周辺で長く通えるお気に入りのお店を探している方
  • ✅ 焼酎とホルモン焼きの相性を楽しんでみたい方
  • ✅ チェーン店ではなく、顔なじみになれる個人店を求めている方
  • ✅ 仕事帰りの一人飲みや少人数での食事に向いたお店を知りたい方
  • ✅ 地元・清水区で安心して通えるホルモン専門店を探している方
焼酎好きの常連様に密着してみました | 侍ホルモン 清水駅前店

17:30、暖簾を出す前の10分間

開店時間の30分ほど前、鈴木は七輪の火の確認を終えたあと、決まってカウンター越しに店の入口をひとつ眺めます。

「今日は誰が来てくれるかな、って考えるんですよ。17年やってると、開店前のこの時間が一番好きな時間になってきましたね」

2009年の創業当初、清水駅西口のこの場所にホルモン専門の居酒屋を開くことに、正直なところ不安もあったといいます。清水駅前グルメ通りには居酒屋も多く、新規参入が決して容易なエリアではありませんでした。

それでも17年間、同じ場所で暖簾を出し続けてこられた理由のひとつが、顔なじみの常連様の存在です。

今回密着させていただいたのは、週に2〜3回このお店に立ち寄るという60代の男性・Kさん。地元の自営業を営んでいて、仕事の帰りに侍ホルモンへ寄るのが「もう生活の一部になってます」と笑います。

18:00すぎ、焼酎のグラスと七輪の火が灯る

Kさんが来店されるのはだいたい開店から30〜40分後。カウンター席に座り、まず注文するのは芋焼酎のロックです。

「最初の一杯は焼酎って決めてるんです。これが飲めたら今日も一日終わったなって気持ちになる」

そう話しながら、Kさんはホルモンを七輪に乗せます。炭火がじんわりと熱を伝えていくなかで、ぱちぱちという音と香ばしい匂いが立ち上がってくる。この瞬間が好きで来ている、とKさんは言います。

焼酎とホルモンの相性については、鈴木も「芋焼酎は特に合いますよ」と即答します。

「脂の甘みが強い部位は、すっきりした焼酎と合わせると食べ疲れしにくいんです。焼いてる途中でひと口飲んで、また焼いてっていうリズムが生まれる。そのリズム自体が美味しさに変わる感じがするんですよね」

炭火七輪を使っている理由も、その「リズム」にあると鈴木は話します。火加減を自分でコントロールしながら焼く行為そのものが、お客様の時間の楽しみになると信じているからです。

20:00、常連様だから見えてくる「お店の積み重ね」

焼酎の2杯目を飲みながら、Kさんに侍ホルモンに通い始めたきっかけを聞きました。

「最初は職場の同僚に連れてきてもらったんですよ。正直、ホルモンってあまり得意じゃないと思ってたんですよね。でもそのときに初めてでも安心して注文できたんです。鈴木さんが『まずこれ食べてみてください』って丁寧に教えてくれて」

「初めてでも安心して注文できた」

Kさん(60代・男性・自営業)

実はこのエピソードは、鈴木が開業当初から変えていない姿勢のそのままです。

「ホルモンって部位がたくさんあって、名前だけ見ても何が何か分からない方も多いんですよ。だから初めてご来店の方には、食感や脂のつき方を簡単に説明してから注文していただくようにしているんです。難しく考えなくても大丈夫ですよ、って伝えるだけで顔がほっとするのが分かる」

Kさんはいまでは部位の違いをすっかり把握していて、その日の気分によって注文を変えるほどになったといいます。10年前の「得意じゃないかも」という感覚は、もうとっくにどこかへ消えていました。

✓ ここまでのポイント

  • 侍ホルモンは清水駅西口徒歩約1分の立地で、17年間地域のお客様に支えられてきたお店です
  • 焼酎とホルモンには相性があり、部位と飲み物を合わせる楽しみ方が自然と生まれます
  • 初めての方でも部位の説明を受けながら注文できるため、ホルモンが得意でない方にも入りやすい雰囲気です

21:30、一人でも、仲間とでも「続けて来られる」理由

Kさんが来店するのは一人のときも多いそうです。仕事帰りにふらっと立ち寄り、焼酎をゆっくり飲みながらホルモンを焼く。それだけで十分だと話します。

「変に気を遣わなくていいんですよ、このお店。鈴木さんと少し話して、あとは自分のペースで過ごせる。チェーン店だとどうしても流れ作業な感じがするんですよね。個人店だから積み重なっていくものがある」

「積み重なっていくもの」という言葉が印象に残りました。

鈴木はこう言います。「10年、15年通ってくださるお客様は、もう家族みたいなものですよ。その方が今日どんな顔で入ってきたか、今日は焼酎の進みが遅いな、とか、自然と分かってくる。そこまでいって初めて、地元のお店として存在できるんだと思ってます」

この考え方は、店づくりの細かいところにも反映されています。ホルモン初心者の方には丁寧に案内する一方で、常連の方には余計な説明をせずにそっとお好みの部位を準備する。距離感を相手に合わせる、ということです。

清水区で長く営業を続けてきたお店の強さは、こうした日常の積み重ねの中にあるのかもしれません。新しいお店が増えても、「やっぱりここに帰ってくる」と感じてもらえる場所になること。それが鈴木の変わらない目標です。

ちなみに、まだ侍ホルモンに来たことがない方や、どの部位から頼めばいいか迷っている方には、人気部位をバランスよく盛り合わせたホルモンミックスボウルがおすすめです。塩ダレか味噌ダレを選べるので、焼酎との相性を比べながら楽しんでいただけます。

22:30、帰り際のKさんの一言

密着の最後、Kさんが席を立ちながらぽつりと言いました。

「地元にこういうお店があること、ずっと知らなかったんですよ。もっと早く来ればよかったって、最初に来たとき思いましたから」

鈴木は「またいつでも来てください」と笑顔で送り出します。特別なことは何も言いません。ただそのひと言が、Kさんを明日もここへ向かわせる理由になっているのでしょう。

清水駅を出てから歩いてすぐ、暖かい炭火と焼酎が待っているお店。17年間そこに在り続けてきたことが、侍ホルモンの一番の答えかもしれません。

まとめ:「また来たい」が積み重なって、常連になる

今回の密着を通じて感じたのは、常連様が通い続けるお店には「特別なもの」よりも「変わらないもの」があるということです。

新しいお店が次々と生まれる清水駅前エリアで、侍ホルモンが17年間同じ場所で営業を続けてこられたのは、Kさんのような方お一人おひとりとの日常の積み重ねがあったからです。

仕事帰りにゆっくり焼酎を飲みながらホルモンを焼く夜をお探しの方、まずは一度、清水駅西口からすぐの暖簾をくぐってみてください。初めての方にも、顔なじみの常連の方にも、それぞれに合った過ごし方でお迎えします。

ご予約やメニューの確認は、以下よりお気軽にどうぞ。お電話でのお問い合わせもお待ちしております。

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