結論から言うと、「昼だけ」に絞ったからこそ、山道家のラーメンは毎日安定した品質で提供できています。
こんにちは、横浜家系ラーメン 山道家の店主・鈴木です。静岡市清水区、JR清水駅の西口から歩いて約1分のところで、火曜日から日曜日の11時〜14時という昼だけの営業を続けて約3年になります。
「なんで昼しか開けないんですか?」と聞かれることがあります。正直に言うと、それは弱点ではなく、意図してそうしています。2009年から17年以上、夜は「侍ホルモン清水駅前店」として居酒屋を営んできた経験の中で、「集中できる時間帯に絞ったほうが、確実にいいものが出せる」という確信を持つようになりました。その話を、今日は少し詳しくお伝えしようと思います。
こんな方におすすめ
- ✅ 清水駅周辺でランチを探している方
- ✅ 昼休みが短くて、提供の遅い店に困っている方
- ✅ コンビニ飯やチェーン店に飽きて、ちゃんとしたランチを食べたい方
- ✅ 「家系ラーメンって入りづらそう」と感じている方
- ✅ 午後の仕事に向けてしっかりエネルギーを補給したい方

3時間・週6日に絞ることで生まれる「集中力」
山道家の営業時間は、1日あたりわずか3時間。年間で計算すると、定休日や不定休を除いておよそ250日前後の営業日数になります。
一見すると「少ない」と感じるかもしれませんが、この3時間に全力を注げるというのが、実は大きな強みです。夜の居酒屋営業と明確に切り分けているため、仕込みに使える時間が朝からしっかり確保できます。スープのベースとなる豚骨と鶏ガラは、毎朝丁寧に火入れを行い、その日のうちに使い切る。作り置きして翌日に回す、ということはしていません。
17年間の飲食業の経験を通じて学んだことがあります。「できること」を増やすより、「やることを絞る」ほうが、お客様への提供物の質は圧倒的に上がります。昼の3時間だけに集中しているからこそ、スープの状態、麺の茹で加減、チャーシューの仕上がりを、毎回一定以上のレベルで保てている。それが、リピートしてくださるお客様の多さにも繋がっていると感じています。
提供スピードへのこだわり:昼休みは60分しかない
働く皆さまの昼休みが、一般的にどのくらいの長さかご存知でしょうか。労働基準法では労働時間が6時間を超える場合に45分以上の休憩が義務付けられていますが、多くの職場では60分が一般的です。移動・注文・食事・戻るまでを含めると、実質的に「食事に使える時間」は30〜40分程度になることも少なくありません。
だからこそ、山道家では提供スピードを非常に重視しています。ランチ営業に特化しているため、「この時間帯にどれだけのお客様が来て、どのペースで提供すべきか」が明確に見えています。夜営業も並行していると、仕込みが夕方に偏ったり、昼のピークに集中しきれなかったりする。昼専業だからこそ、11時の開店前から万全の状態で臨めます。
実際に来てくださったお客様から、こんな声をいただいています。
「提供が早く助かる」
30代・男性(配送業)
清水駅周辺で働く方、営業の途中に立ち寄る方、現場仕事の昼休みに来てくださる方——そういった方々に「また来よう」と思っていただけるかどうかは、味と同じくらい、時間への配慮にかかっていると思っています。
✓ ここまでのポイント
- 昼3時間・週6日に絞ることで、仕込みから提供まで毎日集中して質を保てる
- 豚骨・鶏ガラスープは当日仕込み・使い切りで鮮度を維持
- 提供スピードへのこだわりは、60分しかない昼休みを持つお客様への配慮から生まれている
燻製チャーシューが生まれた理由:夜の技術を昼に活かす
山道家の特徴のひとつが、燻製チャーシューです。豚肩ロースを低温調理器でじっくり火入れしたあと、スモーカーで燻製にかける。この工程、実は居酒屋経営の中で培った技術です。
焼き肉・ホルモン専門の「侍ホルモン」で17年間、肉の扱いと向き合ってきたことが、このチャーシューに直結しています。ラーメン店では珍しい燻製仕上げにしているのは、「単においしいチャーシューを乗せたい」という理由だけじゃなく、「居酒屋が本気で作ったラーメン」という個性を出したかったから。昼営業だからこそ、夜の侍ホルモンとは別の顔を見せられる。それが山道家の存在意義でもあります。
チャーシューはトッピングとして追加もできますし、定番の一杯(ラーメン800円)にはほうれん草・海苔とともに最初から入っています。ライス無料というのも、体を使って働く方に「腹いっぱい食べていってほしい」という気持ちから続けていること。値段以上の満足感を感じていただけると嬉しいです。
「ライス無料が嬉しい。思ったより食べやすくて、また来ます」
40代・男性(工場勤務)
「初めてでも入りやすい」を数字で作る
家系ラーメンに対して、「なんとなく入りにくそう」「常連の店という感じがする」と思っている方は、意外と多いです。実際に来てくださったお客様から「思ったより食べやすかった」という声をいただくことがよくあります。
山道家のメニューはシンプルです。ラーメン1種類を基本に、トッピングで自分好みにカスタマイズできる構成。ほうれん草・のり・チャーシュー・キャベチャーを選んで加えるだけなので、「何を頼めばいいかわからない」という状態になりません。カウンター5席という小さな空間ですが、だからこそ一人でふらっと入っても落ち着けます。
また、清水駅西口から徒歩約1分という立地も、初めてのお客様には安心感につながっています。「ちょっと寄ってみようかな」という気持ちで入れる距離感。迷わずたどり着けることが、「また来よう」の第一歩だと思っています。
昼だけ営業が、地域に根ざす理由
清水区で生まれたこのお店が、3年間続けてこられたのは、清水駅周辺で働く方々、地元に住む方々に支えていただいたからです。会社員の方、営業途中の方、建設や配送の現場から来てくださる方——そういった方々の「昼ご飯」に選んでもらえることが、このお店の一番の存在意義だと感じています。
昼だけ営業だからこそ、一人ひとりのお客様と向き合える時間があります。カウンター越しに短い会話を交わすだけでも、「今日も来てくれた」という実感がある。それが、毎朝スープを炊く理由にもなっています。
「午後も頑張れた」と言ってもらえるような一杯を、これからも清水から届けていきたいと思っています。
まとめ:昼3時間に込めた、全力の一杯
昼だけ営業だからできること——それは、品質への集中、提供スピードの安定、そして居酒屋経営の技術を昼の一杯に凝縮することです。17年間の飲食経験から辿り着いた「絞ること」の強さを、山道家の横浜家系ラーメンで感じていただけたら嬉しいです。
清水駅周辺でランチを探している方、短い昼休みにしっかり食べたい方、ぜひ一度足を運んでみてください。火曜から日曜の11時〜14時、駅から歩いてすぐのところでお待ちしております。
メニューや営業日の詳細は、以下からご確認いただけます。お気軽にどうぞ。
日々の様子やメニュー写真はInstagramでも発信しています。来店前にチェックしてみてください。

