結論から言います。山道家が働く人の昼食にこだわるのは、「昼休みの短さ」と「午後への体力」という、多くの人が毎日感じている切実な問題を、ラーメン一杯で解決できると信じているからです。
店主の鈴木です。2009年に「侍ホルモン清水駅前店」を創業してから17年以上、ここ清水で飲食店を続けてきました。居酒屋を経営していると、どうしても夜に目が向きがちです。でも、昼間の厨房が静かなまま時間が過ぎていくのを見ながら、ずっと考えていたんです。「この時間に、本当に美味しいものを出せたら、どれだけの人が助かるだろう」と。
その答えとして立ち上げたのが、昼営業専門の横浜家系ラーメン「山道家」です。清水駅西口からほぼ1分、侍ホルモンの店舗内で、火曜から日曜の11時〜14時だけ営業しています。
こんな方におすすめ
- ✅ 昼休みが短くて、食事に使える時間が限られている方
- ✅ 毎日の昼食選びに疲れていて、通える「定番の一店」を探している方
- ✅ 午後の仕事に向けてしっかり食べたいが、重すぎない食事を求めている方
- ✅ 清水駅周辺で手早く食べられるランチを探している会社員・現場仕事の方
- ✅ 家系ラーメンが気になりつつ、入りにくそうで躊躇していた方

昼休みが短い、それは「提供時間」の問題だった
清水で働く方と話すと、「昼休みが45分しかない」「移動と食事を合わせたら、ゆっくり選んでいる時間はない」という声をよく聞きます。コンビニに流れてしまう人が多いのも、当然といえば当然です。
ただ、毎日コンビニのおにぎりやパンでは、満腹感がなかなか続かない。午後2時を過ぎた頃にどっと眠気が来る、あの感覚を経験したことがある方は多いと思います。原因のひとつは、昼食の「質と量」にあります。
山道家では、注文から提供までできるだけ短い時間でお出しすることを最優先にしています。昼営業専門だからこそ、段取りがぶれない。夜の仕込みの合間に慌てて対応するわけではなく、11時から14時の3時間に集中して厨房を動かしています。「提供が早く助かる」というお声をいただくのは、こうした営業スタイルの積み重ねがあるからだと思っています。
居酒屋が本気で作る、飲み干せる家系スープ
家系ラーメンというと、「こってり」「重い」「食べ慣れていないと入りにくい」というイメージを持つ方も多いです。実際、山道家に初めて来てくださったお客様から「思ったより食べやすい」と言われることは少なくありません。
豚骨と鶏ガラを合わせたスープは、濃厚に見えて、飲み進めるほどに馴染んでくる味わいです。こってりの中に丸みがある、そういう仕上がりを意識しています。合わせるのはもちもちとした中太麺。海苔、ほうれん草、チャーシューが乗った一杯は、見た目の安定感がそのまま味の安定感につながっています。
チャーシューは豚肩ロースを使い、スモーカーで燻製にしています。居酒屋での経験から、素材を深く加工することへの抵抗がない。むしろ「どうせ作るなら、ちゃんと手をかけたい」という気持ちが、このチャーシューに出ていると思っています。
初めての方にも入ってほしいので、メニューはシンプルにしています。ラーメン800円、トッピングはほうれん草・のり・チャーシュー・キャベチャーなど150円〜300円。そしてライスは無料でお付けしています。
「ライス無料が嬉しい。お腹いっぱい食べられて、午後も頑張れた」
30代・男性(建設業)
✓ ここまでのポイント
- 昼営業専門だからこそ実現できる提供スピードと段取りの安定感がある
- 豚骨×鶏ガラのスープは「飲みやすさ」を意識した家系ラーメンで、初心者でも入りやすい
- ライス無料・ラーメン800円という設定は、働く人が毎日通えることを前提にしている
「また来たくなる店」を目指した理由
飲食店を長く続ける中で気づいたことがあります。お客様が「また来よう」と思う理由は、料理の味だけではありません。「場所が近い」「すぐ出てくる」「毎日来ても財布が痛くない」「一人でも入りやすい」——これらが全部揃って初めて、日常の一部になってもらえる。
清水駅西口から1分という立地は、そういう意味で大きな武器だと思っています。営業の途中に立ち寄れる。配送の合間に寄れる。工場や現場からでも、駅近ならアクセスしやすい。カウンター5席の小さな店ですが、その分、一人でふらっと入ってきやすい雰囲気でもあると思っています。
「また来ます」という言葉を聞くたびに、ああ、この店をやって良かったと感じます。大げさに聞こえるかもしれませんが、17年間飲食店をやってきて、お客様が自然と戻ってきてくれるのが、一番の答えだと思っているので。
「駅から近くて便利。仕事の合間にサッと食べられてちょうどいい」
40代・男性(営業職)
昼営業専門モデルを選んだ、もうひとつの理由
山道家を立ち上げたのは、単純に「昼間が暇だから何かやろう」という発想ではありませんでした。居酒屋の設備を昼間も活かし、実際に利益を生み出せる仕組みを作ること——それが目的でした。
ギターもドラムも、好きなことをとことんやるタイプなので、仕事もそうで、「やるからにはちゃんと形にしたい」という気持ちが強い。ルアーフィッシングで釣果がゼロの日があっても、仕掛けを変えながら試し続けるような感覚で、昼営業モデルも試行錯誤してきました。
食品衛生責任者として、食の安全は当然の大前提。その上で、限られた時間の中でお客様に本当に満足してもらえる一杯を出す。それが山道家のスタンスです。
清水港や清水駅前銀座商店街が近くにあり、昼間にたくさんの人が動いているこのエリアで、働く人の昼食を支えたい。そういう思いが、この店の原点にあります。
まとめ:昼の一杯が、午後を変える
山道家が働く人の昼食にこだわるのは、昼休みという短い時間の中に「満足感」「スピード」「通いやすさ」を詰め込めると信じているからです。ラーメン一杯とライスで腹を満たして、午後の仕事に向かう——そういう当たり前の時間を、ちゃんと応援できる店でありたいと思っています。
清水駅西口から1分。火曜から日曜の11時〜14時。初めての方でも気軽に入れるシンプルな店です。ぜひ一度、足を運んでみてください。
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