実は店主がおすすめしたい日本酒があります

居酒屋を17年やっていると、「日本酒って何を頼めばいいの?」と聞かれることが、意外なほど多いんです。

お客様のおよそ半数は、来店されたとき最初の一杯はビールやハイボールを選ばれます。でも、2杯目・3杯目になったあたりで「日本酒、何かおすすめある?」と声をかけてくださる方が、実は少なくありません。ホルモンや焼肉の店だから日本酒は二の次、と思われているかもしれませんが、個人的にはホルモン焼きに日本酒を合わせる楽しさこそ、この仕事をしていてよかったと感じる瞬間のひとつだったりします。

今日は普段の接客の中ではなかなかゆっくり話せない、店主としての「日本酒へのこだわり」を少し書かせていただきます。

こんな方におすすめ

  • ✅ 日本酒に興味はあるけれど、何を頼めばいいか迷っている方
  • ✅ ホルモン焼きや焼肉と日本酒の相性を知りたい方
  • ✅ チェーン店ではない個人店ならではの、お酒のこだわりを感じたい方
  • ✅ 清水駅周辺でゆっくり飲める居酒屋を探している方
  • ✅ いつもとは少し違うお酒の楽しみ方を見つけたい方
実は店主がおすすめしたい日本酒があります | 侍ホルモン 清水駅前店

ホルモンと日本酒、実はとても相性がいい

「ホルモンにはビールかハイボール」というイメージが根強いのは分かっています。炭火の香りと脂の甘みには、たしかにキリッとした炭酸が合う。これは否定しません。

ただ、じっくり七輪を囲んで2時間ほど過ごすとなると、ずっと同じお酒というのも少し単調になってくる。そこで日本酒を一杯入れると、食事の流れがガラッと変わるんです。

特に感じるのは、脂の多い部位を食べたあとです。シマチョウやホルモンのこってりした脂を口の中でじっくり味わったあとに、すっきりした辛口の日本酒を一口飲む。あの感覚は、ビールやハイボールとはまた違う「リセット感」があります。脂をきれいに流してくれるというか、次の一口をまた美味しくしてくれるというか。

一方で、レバーやハツのような鉄分を感じる部位には、少し旨味のある純米酒が合うと感じています。風味が近い分、互いを引き立てあうような飲み口になる。こういった「合わせる楽しさ」は、17年間お客様と七輪を囲む中で自然と積み上がってきた感覚です。

店主が特に気にしている「温度」という話

日本酒を語るうえで、実は一番大事にしているのが「出す温度」です。

冷やしすぎると香りが閉じてしまう。熱燗にしすぎるとアルコールが先に立ちすぎる。ちょうど食事の邪魔をしない温度帯というのがあって、特に炭火焼きと合わせるときは、常温から少し冷やしたくらいが個人的には一番好きです。

居酒屋でこういう話をしても野暮かな、と思うこともあるんですが、せっかくおすすめするなら、少しでも美味しく飲んでいただきたい。だから「どんな状態で出すか」を、こっそり気にしています。

お客様からは「日本酒ってよく分からないから頼みにくい」という声をいただくことも多いのですが、そういうときは「まず一杯だけ試してみませんか」とお声がけするようにしています。難しく考えなくて大丈夫です。飲んでみて、ホルモンと一緒においしければそれが正解です。

✓ ここまでのポイント

  • ホルモン焼きと日本酒の相性は、部位によって使い分けるとより楽しめる
  • 脂の多い部位には辛口の日本酒、鉄分を感じる部位には純米酒がなじみやすい
  • 温度帯ひとつで日本酒の味わいは大きく変わる。出し方にも気を配っている

牛骨塩もつ鍋と日本酒という組み合わせ

当店の名物のひとつに、牛骨をじっくり炊いたスープで仕上げた「牛骨塩もつ鍋」があります。

これを〆のころに頼まれるお客様が多いのですが、実はこのもつ鍋の途中から日本酒に切り替えるのが、私自身がひそかにおすすめしたい飲み方です。

牛骨の出汁には、長時間炊き出した旨味が凝縮されています。塩ベースのシンプルな味付けだからこそ、日本酒の繊細な甘みや香りを邪魔しない。もつの旨味とスープの旨味が重なったところに、すっと日本酒が入ってくる感じは、言葉にするのがなかなか難しいのですが、「ああ、合うな」と素直に思える組み合わせです。

実際に試してみたお客様からは「もつ鍋に日本酒って考えたことなかったけど、全然ありですね」という声をいただいたこともあります。押しつけがましくなりたくないので毎回勧めるわけではありませんが、興味のある方にはぜひ試していただきたい楽しみ方です。

「七輪で焼くホルモンが想像以上に美味しかった。日本酒も合わせていただいて、今まで知らなかった楽しみ方を教えてもらった気がします」

40代・男性

「地元にこんなお店があることを知らなかったです。また来たいと思えるお店でした」

50代・女性

「何を頼めばいいか分からない」というときは気軽に聞いてください

日本酒のラインナップは、季節や仕入れの状況によって変わることがあります。その時々に「これを合わせたら面白いな」と思うものを置くようにしているので、毎回まったく同じというわけではありません。

ただ、大きな方向性としては「料理の邪魔をしないもの」「飲み疲れしないもの」を基準にしています。ホルモンやもつ鍋が主役ですから、あくまでお酒はその横に寄り添う存在でいてほしい。そういう選び方をしています。

来店されたときに「今日はどんな日本酒がありますか」と声をかけていただければ、そのときのラインナップと、料理との合わせ方をご説明します。難しい知識は要りません。ざっくりと「辛いのと甘いの、どっちが好きですか」くらいのやり取りから始めるだけで大丈夫です。

ホルモン初心者の方に「まずはこれを食べてみてください」とお伝えするのと同じように、日本酒についても「まずはこれを一杯どうぞ」という感覚でご案内しています。難しく構えなくていい。それが一番伝えたいことかもしれません。

まとめ:ホルモン焼き居酒屋だからこそ、日本酒の楽しさも届けたい

ホルモン専門店としてやってきた17年の中で、お酒との関係もずっと考え続けてきました。ビールやハイボールがおいしいのはもちろんですが、その夜の気分や食べるものによって、日本酒という選択肢が加わることで、食事の時間がもう少し豊かになることがある。

清水駅西口から徒歩約1分という立地もあって、仕事帰りにふらっと立ち寄ってくださる方が多いのですが、そういうときほど、ゆっくりとお酒と料理を楽しんでいただきたいと思っています。七輪を囲みながら、今日はどの部位にしようか、お酒は何にしようか、そんなことを考える時間も食事の一部だと感じています。

日本酒に興味が出てきた方も、いつもビールで通している方も、お気軽に声をかけてください。その日のおすすめをご案内します。

ご予約やメニューについては、以下よりご確認いただけます。お電話でのご相談も大歓迎です。お気軽にどうぞ。

皆さまのご来店をお待ちしております。

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