夏の暑さが落ち着いてくると、不思議とハイボールがよく出る時期になります。冬でも、仕事帰りに「今日はビールよりハイボールの気分だな」というお客様は多くて、一年を通じてよくご注文いただくお酒です。
そのハイボールをとくに美味しそうに飲まれているお客様が、ある部位のホルモンを頼む傾向があることに、ここ数年で気づきました。もちろん好みは人それぞれですが、七輪を前にしながらカウンターで見ていると、だんだんと見えてくるものがあります。
今日は、そんな「お客様には特にお伝えしていないけれど、実はこうなっている」という話を書いてみたいと思います。ホルモンをもっと美味しく食べたい方、焼き方にこだわってみたい方に読んでいただけると嬉しいです。
こんな方におすすめ
- ✅ ハイボールに合う料理を探している方
- ✅ ホルモンの焼き方や食べ方をもっと楽しみたい方
- ✅ 部位ごとの違いを知りたいホルモン好きの方
- ✅ 仕事帰りに一人でも気軽に立ち寄れるお店を探している方
- ✅ 清水駅周辺でホルモン焼き居酒屋を探している方

ハイボール派が無意識に選ぶ部位のこと
結論からお伝えすると、ハイボールとの相性がとくに良いと感じるのは「脂がしっかりのった部位」です。シマチョウやテッポウといった、噛むほどに甘みと旨味が広がる部位が、ハイボールを頼まれているお客様のテーブルによく並んでいます。
これには理由があって、ウイスキーベースのハイボールは炭酸のキレと軽い甘みがあるので、脂の甘さを持つホルモンと一緒に口に入ると、お互いの良さを引き立て合うんです。ビールは苦みでさっぱりさせる感覚に近いですが、ハイボールは脂のコクを包み込むような飲み心地があって、部位の選び方次第でより楽しめます。
これは私が17年間、毎晩お客様の七輪を眺めながら感じてきたことです。飲み物によって、自然と手が伸びるホルモンが変わってくる。それがホルモン焼きの面白さの一つだと思っています。
焼き方ひとつで、同じ部位がまるで別物になる
ハイボールに合う部位を注文しても、焼き方が合っていなければ本来の美味しさの半分も引き出せないことがあります。これは本当に惜しいことで、店主として毎回気になるところです。
シマチョウのような脂の多い部位は、強い火に長くあてると脂が全部落ちてしまいます。七輪の炭火はガスより温度の調整が繊細で、少し端に寄せて弱めのところでじっくり焼くと、脂が中に残ったまま外だけこんがりと仕上がります。そのタイミングで一口食べてみると、脂の甘みと香ばしさが同時に広がって、思わずハイボールに手が伸びます。
一方でテッポウ(直腸)は、焼きすぎると固くなりやすいです。表面に軽く焼き目がついたら早めに返して、中心に少し火が通ったくらいが食べ頃です。このタイミングを覚えると、ホルモンを食べる楽しみがぐっと広がります。
当店では、初めてご来店の方やホルモン初心者の方には、注文時や焼いているときにさりげなくお声がけするようにしています。焼き方を押しつけるのではなく、「このくらいの焼き色になったら一度食べてみてください」と伝えるだけで、お客様が自分で発見していく楽しさを感じていただけるからです。
「地元にこんなお店があることを知らなかった」
先日、友人に連れられて初めてご来店くださったお客様が、帰り際にこう言ってくださいました。
「地元にこんなお店があることを知らなかった」
清水区在住・50代・男性
清水駅の西口を出てすぐの場所で17年間営業しているので、常連の方には「当たり前の存在」になっていただいている一方、知らないまま過ごされている方もまだ多いと感じています。この言葉をいただくたびに、お知らせする方法をもっと工夫しなければと思いますし、同時に「来てくださってよかった」と純粋に嬉しくなります。
地域のお客様に長く通っていただけるお店でありたいという気持ちは、創業した2009年から変わっていません。ハイボール片手にホルモンを焼く時間を、清水で過ごせる場所として知っていただけたら、それだけで十分です。
✓ ここまでのポイント
- ハイボールには、脂の甘みを持つ部位(シマチョウ・テッポウなど)がよく合う
- 同じ部位でも焼き方ひとつで味が大きく変わる。七輪の炭火は火加減の調整が鍵
- 焼き方を押しつけず、お客様自身が「発見する楽しさ」を大切にしている
部位の違いを一度に楽しむなら、盛り合わせから始めるのが近道
「ハイボールに合う部位と言われても、どれを頼めばいいか分からない」という方には、まず数種類を食べ比べていただくことをおすすめしています。一皿で複数の部位が入っているホルモンミックスボウルは、初めての方にも選びやすく、「次は何が好きだったかな」という会話が自然と生まれます。
盛り合わせを食べながら「この部位が気に入った」という発見があれば、次回は単品で注文していただく。そうやって少しずつ自分好みの組み合わせを見つけていただけると、ホルモンを食べに来る楽しみがまた増えます。
ハイボールと一緒に試していただく場合は、まず脂の多い部位から焼き始めて、焦がさないようゆっくり時間をかけるのがおすすめです。七輪の炭火がゆっくりと熱を入れてくれる間、お酒を飲みながら待つ時間そのものも、この場所での楽しみの一つだと思っています。
まとめ:ホルモンは「焼く時間」まで楽しめる
今日お伝えしたかったのは、ホルモンの楽しさは「食べる」だけで終わらないということです。どの部位を選ぶか、どう焼くか、何のお酒と合わせるか。そのすべてに正解はなく、自分で試しながら見つけていくものです。
ハイボール派の方には、ぜひシマチョウやテッポウを七輪でゆっくり焼きながら試してみてください。火加減に迷ったときはお声がけいただければ、そっとお伝えします。
清水駅西口から徒歩約1分。火曜日から土曜日は17:30から、日曜・祝日も17:30から営業しています(月曜定休)。仕事帰りにふらっと立ち寄っていただける場所として、お待ちしています。
ご予約やメニューの確認は、以下からどうぞ。お電話でのご相談もお気軽にどうぞ。
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