初めてホルモンを注文する方への完全ガイド

メニューを開いたとたん、見慣れない名前がずらりと並んでいる。「シマチョウ」「テッポウ」「コブクロ」——何となく聞いたことはあるけれど、どれが自分の口に合うのか、まったく見当がつかない。ホルモン焼きのお店に初めて来たとき、こんな気持ちになった方は多いと思います。

大丈夫です。ホルモンは「知らなくて当然」な食べものです。牛や豚の内臓は部位が多く、それぞれ食感も脂の甘みも全く違う。だからこそ、最初に少しだけ知識を持っておくだけで、ぐっと注文しやすくなります。

この記事では、静岡県静岡市清水区で17年間ホルモン焼き居酒屋を営んできた侍ホルモン 清水駅前店の店主・鈴木が、初めてホルモンを注文する方に向けて「まず知っておくと安心なこと」を順を追ってご説明します。難しい話は抜きにして、今夜の注文に役立つことだけを書きました。

こんな方におすすめ

  • ✅ ホルモンを初めて食べてみたい方
  • ✅ 部位の名前が多くて何を注文すればいいか迷っている方
  • ✅ 「ホルモンは臭い」と思っていて少し不安な方
  • ✅ 七輪炭火焼きの楽しみ方を知りたい方
  • ✅ 清水駅周辺でホルモン専門店を探している方
初めてホルモンを注文する方への完全ガイド | 侍ホルモン 清水駅前店

ホルモンの「種類が多い」のはなぜ?まず全体像を知ろう

ホルモンとは、牛や豚の内臓全般を指す言葉です。一頭の牛には胃袋だけでも4種類あり、腸の種類もいくつかあります。それに心臓・肝臓・肺・子宮などが加わるため、合計すると数十種類の部位が存在します。

ただ、実際によくお店に出てくる部位は限られています。まずは代表的な5〜6種類を押さえておけば十分です。

  • シマチョウ(大腸)…脂が多く、甘みと濃厚な旨味が特徴。ホルモンの中でもっとも人気の高い部位のひとつ。
  • マルチョウ(小腸)…シマチョウより脂が多めで柔らかい。ジューシーさが好きな方に向いています。
  • ミノ(第一胃袋)…歯ごたえがしっかりしていて脂が少なめ。あっさりと食べたい方におすすめ。
  • ハチノス(第二胃袋)…蜂の巣のような見た目から名前がついています。コリコリとした食感が楽しめます。
  • レバー(肝臓)…鉄分が豊富で、独特の風味が好きな方はリピーターになりやすい部位。
  • ハツ(心臓)…肉のような食感でクセが少なく、ホルモン初心者の方にも食べやすいと言われます。

「それでもまだ多い…」という方は、次のセクションで紹介する方法をぜひ試してみてください。

初めての注文で迷ったときの、いちばん簡単な頼み方

当店でよく聞かれるのが、「何から頼めばいいですか?」という質問です。17年間、数えきれないほどのお客様からこの言葉をいただいてきました。そのたびに私がお伝えしているのは、「一種類だけ選ぼうとしないで」ということです。

ホルモンは食べ比べてこそ、自分の好みが分かってきます。最初から「これが好き」と決まっている方はほとんどいません。だから、数種類をまとめて楽しめる盛り合わせから始めることをおすすめしています。

当店でご用意しているホルモンミックスボウルは、人気のある部位をバランスよく盛り合わせた一皿です。塩ダレ・味噌ダレからお好みで選んでいただけます。「今日食べた中でどれが好きだったか」という話が自然と生まれるのが、このメニューの面白さだと思っています。

また、注文に迷ったときはぜひスタッフに声をかけてみてください。「脂っこいのが苦手」「歯ごたえが好き」「まずはクセが少ないものから」など、一言教えていただければ、その日のお客様に合った部位をご提案します。

✓ ここまでのポイント

  • ホルモンは部位が多いが、よく出てくるのは5〜6種類。まずそこから覚えれば大丈夫。
  • 初めての方は一種類に絞らず、盛り合わせで食べ比べてみるのがおすすめ。
  • 「自分の好みが分からない」ときはスタッフへの相談が一番の近道。

「ホルモンは臭い」は本当か?下処理の話

「以前食べたホルモンが臭くて苦手になった」という方が時々いらっしゃいます。その気持ちはよく分かります。ただ、それはホルモン自体の問題ではなく、鮮度や下処理の問題であることがほとんどです。

内臓は鮮度が落ちやすく、下処理を丁寧に行わないと独特の臭みが残ります。逆に言えば、新鮮な素材を適切に処理したホルモンは、臭みはほぼありません。脂の甘みや旨味がしっかり感じられます。

当店では仕込みの段階で時間をかけて丁寧に下処理を行っています。「ホルモンが苦手だと思っていたけど、ここで食べてから好きになった」というお言葉をいただくことがあります。それを聞くたびに、この仕事を続けてきてよかったと思います。

「ホルモンが苦手だと思っていたが好きになった。初めてでも安心して注文できました。」

30代・女性のお客様

「七輪で焼くホルモンが想像以上に美味しかった。地元にこんなお店があることを知らなかったです。」

40代・男性のお客様

七輪炭火焼きの楽しみ方——焼き方ひとつで味が変わる

当店では卓上七輪を使って炭火でホルモンを焼いていただきます。ガスコンロとは違い、炭火には遠赤外線の効果があり、表面はしっかり焼けながら中はジューシーに仕上がりやすいのが特徴です。

ただ、炭火七輪を前にして「どう焼けばいいの?」と固まってしまう方も少なくありません。いくつかのポイントをお伝えします。

  • 網は事前にしっかり熱する…冷たい網にのせると引っかかって破れやすくなります。まず網を温めてから。
  • 脂の多い部位は強火を避ける…シマチョウやマルチョウなど脂の多い部位は、炭から少し離した中火〜弱火でじっくり焼くと脂が適度に落ちてふっくら仕上がります。
  • 焼きすぎに注意…ホルモンは焼きすぎると硬くなります。表面に焼き色がついてきたら早めにひっくり返し、中まで火が通ったら食べ時です。
  • 焼き加減に迷ったら遠慮なく聞く…「この部位、もう食べ頃ですか?」と声をかけていただければ、テーブルまでお伝えしに行きます。

七輪を前にしてホルモンを焼く時間そのものも、食事の楽しみのひとつです。仲間やご夫婦と炭火を囲みながら、「もうちょっと焼こうか」「これ食べ頃じゃない?」という会話を楽しんでいただけたら嬉しいです。

お酒との合わせ方と、ホルモン以外のメニューも知っておこう

ホルモン焼きに合わせるお酒として、当店では生ビール・ハイボール・レモンサワーをご注文される方が多いです。脂の甘みをすっきりと流してくれる炭酸系のお酒との相性がよく、食が進みやすくなります。焼酎や日本酒も料理との相性が良く、ゆっくりと飲みたい方にはこちらもおすすめです。

また、当店にはホルモン以外にも人気のメニューがあります。

  • 和牛焼肉…カルビ・ハラミなど。ホルモンと交互に食べると、食感や風味の違いが楽しめます。
  • 牛骨塩もつ鍋…牛骨をじっくり炊き上げたスープにもつの旨味を合わせた、当店を代表する名物料理です。一年を通してご注文いただいており、「また食べに来たい」という声を多くいただいています。

「今日はホルモンメインで行こう」という日も、「もつ鍋をしめに食べたい」という日も、どちらにも対応できるメニュー構成になっています。

まとめ:まずは七輪を囲むところから始めましょう

ホルモンを初めて注文するとき、部位の名前を全部覚えようとしなくて大丈夫です。まずは「食べ比べてみる」「スタッフに相談する」「七輪を前にして焼く時間を楽しむ」——その三つで十分です。

侍ホルモン 清水駅前店は、清水駅西口から徒歩約1分の場所で17年間営業を続けてきました。調理師の資格を持つ店主・鈴木が、ホルモン初心者の方にも分かりやすく部位や焼き方をご案内しています。「ホルモンの楽しさを伝えること」が、この店を続けてきた一番の理由です。

今日も一日お疲れさまでした。仕事帰りに、ちょっと立ち寄ってみてください。七輪を囲んで、ゆっくりと過ごす時間をご用意してお待ちしています。

ご予約やメニューの詳細は以下からご確認いただけます。初めてのご来店でもお気軽にどうぞ。

侍ホルモン 清水駅前店|静岡県静岡市清水区真砂町1-16
営業時間: 火〜金・土 17:30〜23:00/日・祝 17:30〜22:00/月曜定休(不定休あり)

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