働く人の昼休みに寄り添うために考えていること

結論から言うと、山道家が昼営業にこだわっている理由はひとつです。「限られた昼休みを、できる限り満足できる時間に変えてほしい」——その一点に尽きます。

清水駅西口から徒歩約1分。侍ホルモン清水駅前店の店舗内で、火曜日から日曜日の11時〜14時だけ営業している横浜家系ラーメン山道家の店主、鈴木諭です。普段は夜に居酒屋を17年以上営んでいますが、「昼の時間を、働く人のために使いたい」という想いから、3年前に昼営業専門の家系ラーメン店を立ち上げました。

この記事では、私が昼休みに寄り添うために実際に考えていることを、具体的な取り組みとして5つにまとめてお伝えします。毎日の昼食選びに迷っている方、短い昼休みをもっと有効に使いたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

こんな方におすすめ

  • ✅ 昼休みが短く、ゆっくり食事できる時間がない方
  • ✅ 清水駅周辺で通いやすいランチの行きつけを探している方
  • ✅ コンビニや毎日同じ店に飽きてしまった方
  • ✅ 午後の仕事に向けてしっかり食べたいと思っている方
  • ✅ 家系ラーメンが気になるけど入りづらいと感じていた方
働く人の昼休みに寄り添うために考えていること | 横浜家系ラーメン 山道家

第1位:駅から1分という「場所」へのこだわり

昼休みの最大の敵は、移動時間です。「どこに行こうか迷っているうちに15分経ってしまった」「店まで歩いて10分かかった」——そういう経験、誰もが一度はあるはずです。

山道家がJR清水駅西口から徒歩約1分の場所にある理由は、私が意図的に選んだわけではなく、もともと夜に経営している侍ホルモン清水駅前店の店舗をそのまま使っているからです。ただ、結果としてこれが働く方の昼休みに最もフィットしているとあらためて感じています。

清水駅周辺には会社員の方、営業で動いている方、配送業や建設業の現場から一時帰宅する方など、さまざまな働き方の人が昼時に集まります。移動を最小限にして「食べる時間」を最大化できる立地は、それだけで昼休みの価値を変えると思っています。

第2位:「提供スピード」を最優先に設計した厨房まわり

席に座ってから料理が出てくるまでの時間——これが昼営業で一番大切だと、3年間やってきて確信しています。

山道家のカウンターは5席。少人数規模だからこそ、一杯一杯に集中できます。スープは営業前にしっかり仕込んでおき、注文が入ったらすぐに仕上げられる状態を整えています。お客様から「提供が早く助かる」という声をよくいただくのは、こういった準備の積み重ねがあってのことです。

ラーメン専門の業態ではなく、居酒屋の設備と経験を活かした昼営業だからこそ、仕込みのノウハウは17年分あります。これを昼にも活かさない手はないと思って取り組んでいます。

第3位:「ライス無料」という、働く人への当たり前の返答

家系ラーメンにライスは欠かせない。これは家系ファンの間では常識ですが、山道家では初めて来る方にも迷わずおすすめしています。

ライスを無料にしているのは、単なるサービスではありません。体を使って働いている方、長時間の営業で消耗している方が、「今日の昼でちゃんと回復できた」と感じてもらえるようにしたいという考えから来ています。ラーメン一杯800円でライスがついてくる。これが午後の仕事への燃料になってくれれば、それが一番うれしい。

「ライス無料が嬉しい」

30代・男性(配送業)

この声を初めて聞いたとき、「ああ、これでよかったんだ」と素直に思いました。特別なことをしているつもりはないですが、働く人にとって「当たり前にお腹いっぱいになれる」というのは、毎日のことだからこそ大切なんだとあらためて感じています。

✓ ここまでのポイント

  • 清水駅西口から徒歩1分という立地は、昼休みの移動時間を削る最大の武器
  • 5席のカウンターと事前仕込みで、注文から着丼までのスピードを最優先に設計
  • ライス無料は「体を使って働く人の昼食」への率直な答え

第4位:「シンプルなメニュー」で余計な迷いをなくす

昼休みに食事の場所を決めるだけでなく、席に座ってからまたメニューで悩む——この二重の消費が意外と昼休みを圧迫します。

山道家のメニューはラーメンを軸に、トッピングをいくつか選べるシンプルな構成にしています。ほうれん草・のり・チャーシュー・キャベチャーといったトッピングをお好みで加えるだけ。初めて来る方でも「とりあえずラーメン」と頼めば間違いがない。そういう入りやすさを意識しています。

家系ラーメンに馴染みのない方から「常連ばかりいそうで入りづらい」というイメージを聞くことがありますが、山道家はカウンター5席の小さな店です。余計な敷居を作らず、一人でもふらっと立ち寄れる雰囲気を大切にしています。

第5位:「また来たくなる味」をブラさないこと

昼休みの行きつけというのは、「今日はどこにしようか」という迷いから解放してくれる存在です。「あの店にしよう」と迷わず決められる場所が一つあるだけで、昼休みの質がちがう。

山道家のスープは豚骨と鶏ガラを合わせたもの。濃厚でありながら飲みやすく、毎日食べても飽きない味を目指しています。チャーシューは豚肩ロースを低温調理したあとスモーカーで仕上げた燻製仕立て。この手間は、居酒屋で培った調理の発想からきています。

「また来ます」という言葉をお客様からいただくとき、それが一番の答えだと思っています。派手さより、毎日通える安定感。それが山道家の目指すところです。

まとめ:昼休みを有効活用するために、できることを続けていく

駅から近いこと、早く出てくること、お腹いっぱいになれること、迷わず決められること、そしてまた来たくなること。この5つが、私が「働く人の昼休みに寄り添う」ために毎日考えていることです。

大げさなことは何もしていません。17年間飲食店を経営してきた経験と、夜の居酒屋の設備・仕込みのノウハウを昼に転用しているだけです。ただ、それが清水駅周辺で働く方の昼休みに少しでも役立っているなら、この昼営業を続けてきた意味があると感じています。

火曜日から日曜日、11時〜14時。清水駅西口を出てすぐのところで、今日もお待ちしています。昼食選びに迷ったとき、ぜひ一度のぞいてみてください。

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