「コンビニのパンで済ませたけど、午後になったら全然力が出ない」「ランチ、何食べようか毎日悩む」「ガッツリいきたいけど、一人で入れる店がなかなか見つからない」——清水駅周辺で働く皆さまから、こういった声をよく耳にします。
特に、建設現場や配送、工場などで体を動かして働いている方にとって、昼ご飯は午後のパフォーマンスを左右する大切な時間。軽すぎる食事では、午後に向けてのエンジンがかかりません。
今回は、横浜家系ラーメン 山道家の店主・鈴木諭が「毎朝の仕込みで一番気を遣っていること」を正直に話してみます。実は古着やミリタリーウェアを愛し、休日にはドラムを叩いたり清水港でルアーを投げたりしている、そんな僕が厨房に立つ理由と、スープへの本気のこだわりをぜひ読んでみてください。
こんな方におすすめ
- ✅ 昼休みに仕事で消耗した体をしっかり回復させたい方
- ✅ ガッツリ食べたいけど短時間で済ませたい方
- ✅ 清水駅近くで通える定番ランチ店を探している方
- ✅ 家系ラーメンが気になるけど入りづらいと感じている方
- ✅ 店主の人柄やお店のこだわりを知ってから行きたい方

休日はドラムを叩き、清水港で釣りをする店主の「平日の顔」
まず少し自己紹介を。僕は鈴木諭、50歳。2009年に「侍ホルモン清水駅前店」を立ち上げてから、気づけば17年以上この商売を続けています。
休みの日は何をしているかというと、ドラムを叩いていることが多いですね。若い頃からずっと続けていて、叩いている間は余計なことを何も考えなくていい——あの感覚が好きで。気が向けば清水港まで出かけてルアーフィッシングをすることもあります。清水港は景色がいいし、何も釣れなくても海を見ているだけで頭がリセットされる気がして。古着屋巡りも好きで、ミリタリーウェアに目がなくて、気づいたら部屋が服だらけになっていたりします(笑)。
そんなオフの時間があるからこそ、平日の厨房では集中できる。毎朝お店に立ったとき、気持ちの切り替えは早い方だと思います。そしてその切り替えの先にあるのが、仕込みです。
仕込みで一番気を遣っているのは、スープの「飲みやすさの設計」
家系ラーメンのスープというと、「濃い」「しょっぱい」というイメージを持っている方も多いかもしれません。でも山道家のスープは、豚骨と鶏ガラを合わせてとっています。この組み合わせにしているのには理由があります。
豚骨だけだとコクは出るけれど、重くなりすぎる。鶏ガラだけだとすっきりしすぎて、がっつり食べたい方には物足りない。両方を合わせることで、濃厚なのに最後まで飲み切れる「飲みやすさ」が生まれます。これが、毎朝一番気を遣っているポイントです。
火加減、炊く時間、アクの取り方。細かい調整を毎日繰り返しています。「今日は少し鶏ガラの風味が強いな」「もう少しコクを出したほうがいいな」——そういうことを、仕込みをしながらずっと考えています。昼の2〜3時間の営業のために、毎朝そこから逆算して準備を整えています。
チャーシューへのこだわりも、実は「午後の満足感」から逆算している
スープと同じくらい力を入れているのが、チャーシューです。山道家のチャーシューは、豚肩ロースを使って低温調理したあと、スモーカーで燻製にしています。
燻製にする理由は、風味をつけるためだけではありません。しっかり噛み応えがある食感にすることで、「食べた感」を出したいんです。仕事で体を使っている方が昼ご飯に求めているのは、カロリーだけじゃなくて「腹が満ちた」という充実感だと思っています。スープの旨みとチャーシューの香ばしさが合わさると、ライスが進む。そしてライスは無料でお替わりできる。この流れが、午後への活力につながってほしいと思って設計しています。
現場仕事や営業で体を動かしている方が、「今日のランチ、ちゃんと食べた」と感じられる一杯を作ること。それが、山道家の昼営業の根っこにある考え方です。
✓ ここまでのポイント
- 豚骨と鶏ガラを合わせたスープは、濃厚さと飲みやすさを両立するための毎朝の仕込みから生まれている
- 燻製チャーシューは「食べた感」を出すために食感と香りにこだわった一品
- ライス無料のしくみも、「ガッツリ食べたい」という働く人のニーズに応えるための設計
「午後も頑張れた」
30代・男性(配送業)
この言葉を直接お客様からいただいたとき、「これだな」と思いました。美味しいと言われることも嬉しいけれど、「午後も頑張れた」という一言は、山道家が目指していたものにちゃんと届いた気がして、素直に嬉しかった。
「居酒屋が昼にラーメン?」という疑問に、正直に答えます
山道家は、夜に「侍ホルモン清水駅前店」として営業している店舗の昼営業として始まりました。「居酒屋さんがやっているラーメン屋か、大丈夫かな」と思う方もいるかもしれません。その疑問、正直だと思います。
でも逆に言えば、17年以上飲食店をやってきた人間が、本気でラーメンに取り組んでいるということでもあります。設備も、仕込みの経験も、ゼロから積み上げてきたものがある。居酒屋の遊休時間を使った昼営業というモデルは、コストを抑えながら質を上げるための選択でもあります。だから、ラーメン一杯800円で提供できている。ライス無料も、この構造があってこそです。
カウンター5席、シンプルなメニュー。初めての方が「なんか入りにくそう」と感じないよう、できるだけわかりやすい構成にしています。家系ラーメンが初めてという方も、ぜひ気軽にのれんをくぐってみてください。
まとめ:毎朝の仕込みは、働く皆さまの「午後」のためにある
仕込みで気を遣っているのは、スープの飲みやすさ。チャーシューの香りと食感。そして、すべてが「仕事で体力を使っている人が、ちゃんと満腹で午後に臨める」ことを目的にして設計されています。
休日にドラムを叩いて、清水港で釣り糸を垂らして、古着屋を物色している店主が、平日の朝だけは厨房でスープと向き合っています。そのギャップが、山道家らしさかもしれません。
清水駅西口から徒歩約1分。火曜〜日曜の11:00〜14:00の昼営業です。月曜は定休(不定休あり)。一人でふらっと入れる、働く人のためのラーメン屋で、ぜひ一杯食べてみてください。
お店の詳しい情報やアクセスは、以下からご確認いただけます。お気軽にどうぞ。
日々の仕込みの様子やメニュー写真は、Instagramでもご覧いただけます。こちらもぜひのぞいてみてください。

