梅雨明け前後のじめじめした時期でも、夏の強い日差しが照りつける日でも、不思議と「ラーメンが食べたい」と思ってしまうのはなぜでしょう。清水港からの潮風が吹き込む清水駅周辺も、昼どきになると仕事帰りの方や現場仕事の方がラーメン店に吸い込まれていくのをよく見かけます。
ただ、「家系ラーメン」となると少し話が変わってくる方もいるようです。「なんとなく敷居が高そう」「注文するときに何か決まりごとがあるんじゃないか」「常連さんだらけで気まずくなりそう」——そんな声を、私自身もカウンター越しによく聞きます。
こんにちは、清水駅西口から歩いて約1分の場所で「横浜家系ラーメン 山道家」を営んでいる鈴木と申します。2009年から「侍ホルモン清水駅前店」を切り盛りしてきた経験を活かして、昼営業として山道家を立ち上げました。17年以上、飲食の現場に立ってきた目線で、今回は「家系ラーメンって実際どうやって食べるの?」という素朴な疑問にお答えしていきます。
こんな方におすすめ
- ✅ 家系ラーメンを食べたことがない・ほとんど経験がない方
- ✅ 注文時に何を聞かれるのか不安な方
- ✅ トッピングやカスタマイズの意味を知りたい方
- ✅ 清水駅周辺でランチを探している会社員・現場仕事の方
- ✅ 一人でラーメン店に入るのが少し緊張する方

「家系ラーメン」とは何か——まずここだけ知っておけばOK
家系ラーメンは、1974年に横浜で生まれたスタイルのラーメンです。特徴をひとことで言うと、豚骨と鶏ガラを合わせた濃厚なスープに、太めのストレート麺を合わせたもの。そこに海苔・ほうれん草・チャーシューがのるのが定番の姿です。
「豚骨=脂っこくて重い」というイメージを持つ方もいますが、鶏ガラのうまみが合わさることでスープに丸みが出て、意外とスッと飲みやすくなるのが家系の面白いところです。山道家でも、豚骨と鶏ガラをしっかり合わせることで、濃厚さの中に飲みやすさを意識して作っています。
また、海苔をスープに浸してライスと一緒に食べる「海苔ご飯」スタイルは、家系ラーメンを語るうえで外せない楽しみ方のひとつ。これは後の章でも詳しく触れます。
注文時に聞かれること——「硬さ・濃さ・油」の3つを覚えるだけ
家系ラーメンの店に入って最初にとまどうのが、注文時に「麺の硬さ・スープの濃さ・油の量はどうしますか?」と聞かれる場面です。初めてだと何をどう答えればいいか分からず、パニックになる方もいます。でも大丈夫です。仕組みはシンプルです。
- 麺の硬さ:やわらかめ・普通・かため。迷ったら「普通」で問題なし。
- スープの濃さ:薄め・普通・濃いめ。初めてなら「普通」がベストです。
- 油の量:少なめ・普通・多め。こってり感が心配なら「少なめ」に。
正直なところ、「全部普通で」と言えるだけで十分です。慣れてきたら好みに合わせて変えていけばいい。それが家系ラーメンのカスタマイズの楽しさです。山道家でも、初めてのお客様には気軽に「普通で大丈夫ですよ」とお伝えしています。怖くないので、まず一度試してみてください。
なお、山道家のメニューはシンプルに「ラーメン」を基本として、トッピング(ほうれん草・のり・チャーシュー・キャベチャーなど)を加える形です。ライスは無料でご提供しています。初心者の方こそ、最初はシンプルに、後から自分好みを探していくのが一番楽しいと思います。
✓ ここまでのポイント
- 家系ラーメンは豚骨+鶏ガラのスープ。濃厚でも飲みやすいのが特徴
- 注文時に聞かれる「硬さ・濃さ・油」は、迷ったら全部「普通」でOK
- シンプルなメニューのお店から始めると、初心者でも気負わず楽しめる
せっかくなら試してほしい「海苔ライス」と「ほうれん草の使い方」
家系ラーメンの食べ方として、知っておくと食体験がぐっと広がるのが海苔とライスの組み合わせです。やり方は簡単で、丼の縁に立てかけてある海苔をスープにひたして柔らかくなったところで、ライスの上にのせて食べる——それだけです。
スープの風味を吸った海苔とご飯の組み合わせは、「これが食べたくてまた来る」と言ってくださるお客様もいるくらい、クセになる味です。山道家ではライスが無料なので、最初から遠慮なく試してみてください。
ほうれん草は、スープの塩気を中和してくれる役割があります。濃いと感じたときに食べると口がさっぱりするので、麺と交互に食べるのがおすすめです。脂や塩分が気になる方ほど、ほうれん草のトッピングは重宝します。
チャーシューについては、山道家では豚肩ロースを低温調理したあとスモーカーで燻した燻製チャーシューを使っています。これは居酒屋「侍ホルモン」の厨房機器を活かして作れるもので、ただのチャーシューとは一味違う香ばしさがあります。スープとの相性を感じながら食べてみてください。
一人でも気軽に入れる——昼の家系ラーメン店の使い方
「家系ラーメンの店は一人で入りづらい」という声を意外とよく聞きます。その理由のひとつが「常連しかいなそう」「店内の雰囲気が分からない」という不安感です。
山道家はカウンター5席のこぢんまりした店です。一人でさっと入って、さっと食べて出られるのが昼営業専門店としての強みだと思っています。隣を気にせず黙々と食べられる空間は、昼休みが短い方や、一人でゆっくり食事したい方にとって使いやすいはずです。
清水駅西口から歩いて1分という立地なので、電車で移動中の方や、駅周辺で仕事がある方にも立ち寄りやすい場所にあります。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングが複数あるので、車の方もご利用いただけます。
「思ったより食べやすくて驚きました。また来ます。」
30代・男性
「ライス無料が嬉しくて、海苔と一緒に食べたら最高でした。提供も早くて、昼休みに余裕を持って戻れました。」
40代・男性(営業職)
「思ったより食べやすい」という感想は、初めて来てくださった方からよくいただきます。家系ラーメンに対して「重くてきつそう」というイメージを持っていた方が、実際に食べてみると「全然いける」と感じてくれる——それがいちばん嬉しい瞬間です。
昼ごはんを「作業」にしないために
毎日昼食の場所を探すのが億劫になっている方、コンビニのサンドイッチで済ませてしまう日が続いている方、「なんでもいい」と思いながら適当に選んで後悔した経験がある方——こういった方は、清水駅周辺で働いていたらぜひ一度立ち寄ってみてください。
私自身、17年以上飲食の世界にいて感じるのは、昼食の満足度が午後の仕事に直結するということです。お腹が中途半端に空いた状態で午後を過ごすのと、ライスと一緒にしっかり食べて満腹で戻るのとでは、集中力も体の動きも変わってくる。そういう意味で、ラーメン+ライスのランチは現場仕事や体を使う仕事をしている方にも合っていると思っています。
山道家は火曜から日曜の11:00〜14:00のみの昼営業です。月曜定休(不定休あり)ですので、ご来店前に最新情報をご確認いただけると安心です。
まとめ——まず「普通」で一杯、試してみてください
家系ラーメンの食べ方をざっとまとめると、こういうことです。
- 注文時の「硬さ・濃さ・油」は最初は全部「普通」でOK
- 海苔をスープに浸してライスと一緒に食べる「海苔ライス」は必須体験
- ほうれん草は口をリセットしてくれる心強いトッピング
- 一人でさっと入って、さっと出られる昼営業専門店から始めると入りやすい
難しいルールはひとつもありません。「なんとなく気になっていたけど入ったことがない」という方が、この記事をきっかけに一歩踏み出してもらえたら、それだけで書いた甲斐があります。
清水駅西口からすぐの場所で、火〜日の昼だけ営業しています。お仕事の合間や休日のランチに、ぜひ一度のぞいてみてください。お待ちしております。
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