ほうれん草トッピングがおすすめされる理由

梅雨が明けてから、清水港方面から吹き上がる夏の風が気持ちいい季節になってきました。こういう時期は食欲も上がるし、「しっかり食べてから午後に臨もう」という気持ちになる方も多いんじゃないかと思います。

はじめまして、あるいはいつもありがとうございます。静岡県静岡市清水区、JR清水駅西口から徒歩約1分の場所で昼営業専門の家系ラーメン店「横浜家系ラーメン 山道家」を営んでいる、店主の鈴木 諭(すずき さとし)と申します。50歳、ラーメン一杯に本気になっている男です。

今日は、お客様からよく聞かれる「ほうれん草トッピングって、なんでそんなにおすすめするの?」という疑問に、自分なりにちゃんと答えてみようと思って、こうして文字に起こしてみました。雑談まじりになるかもしれませんが、最後まで読んでもらえたら嬉しいです。

こんな方におすすめ

  • ✅ 家系ラーメンのトッピングを何にするか毎回迷っている方
  • ✅ ほうれん草トッピングの「どこがいいのか」が気になっている方
  • ✅ 昼ご飯で栄養もしっかりとりたいと思っている会社員・現場仕事の方
  • ✅ 清水駅周辺でランチを探していて、山道家が気になっている方
  • ✅ 家系ラーメン初心者で、まず何を頼めばいいか知りたい方
ほうれん草トッピングがおすすめされる理由 | 横浜家系ラーメン 山道家

ほうれん草とスープの「相性」を語らせてください

山道家のスープは、豚骨と鶏ガラをベースにしています。横浜家系のお約束というか、この二つを合わせることで生まれるコクと旨みのバランスが、家系ラーメンらしさを作っているんです。

で、このスープとほうれん草の組み合わせが、個人的にはたまらなく好きで。ほうれん草って、しっかり茹でてスープに浸かると、あの独特の甘みと土の香りがスープに少し溶け出すんですよね。それがスープの味を邪魔するんじゃなくて、むしろ「奥行き」として機能してくれる。

ルアーフィッシングが趣味で、清水港によく出かけるんですが、釣りでいうと「ルアーに別のアクションを加えると魚の反応が変わる」みたいなイメージです(わかりにくかったらすみません笑)。要するに、ほうれん草を加えることで、スープとの味わいが一段階深くなる感覚があるんです。

一度、食べ歩きが好きなので各地の家系ラーメンを食べ比べていた時期があったんですが、その中で「ほうれん草のあるなし」で印象がかなり変わると気づいたのも、このトッピングにこだわるようになったきっかけのひとつです。

働く人にとって「ほうれん草」が持つ意味

山道家にいらっしゃるお客様は、営業職の方、配送業の方、建設や工場で体を使う方が多いです。昼休みに来てくれて、「さっと食べてすぐ戻る」という使い方をしてくれています。

そういうお客様を見ていて、僕がずっと思っているのは「昼ご飯って本当に大事だな」ということ。軽めのもので済ませると、午後2〜3時あたりから急激にエネルギーが落ちる。それって仕事のパフォーマンスに直結しますよね。

ほうれん草は鉄分や葉酸、ビタミン類を含む野菜として知られています。がっつりしたラーメンの中に一定量の野菜が入ることで、バランスが取れるというか、「ラーメンだけど野菜も食べた」という満足感につながる。これ、毎日ランチで来てくれる常連さんには特に意識してほしいことで、僕も注文を受けるたびに「ほうれん草はどうですか」と声をかけるようにしています。

お客様から「またほうれん草入れてもらった、これが好きなんだよね」と言われる瞬間が、地味に嬉しかったりします。

✓ ここまでのポイント

  • 豚骨×鶏ガラスープとほうれん草の相性は抜群で、スープの味に奥行きが生まれる
  • 体を使う仕事の方にとって、昼にほうれん草を摂ることは午後のエネルギー維持にもつながる
  • 毎日通えるランチとして「野菜も摂れる一杯」という安心感が選ばれる理由のひとつ

17年の飲食経験から生まれた「トッピングの考え方」

2009年に「侍ホルモン清水駅前店」を立ち上げて、今年で17年目になります。居酒屋を長くやってきた中で学んだのは、「素材の組み合わせはシンプルなほど強い」ということ。

ホルモンの焼き方や下処理もそうなんですが、食材ってちゃんと向き合えば、シンプルな仕事が一番旨みを引き出すんです。ほうれん草の扱いも同じで、茹で加減ひとつで食感が全然変わる。ちゃんと芯まで火が通りつつ、歯ごたえを残す。これが意外と難しいし、毎日気を抜けないところでもあります。

山道家を立ち上げたのは「夜だけじゃなく、昼も地域の人の役に立てる場所を作りたい」という思いからでした。居酒屋の設備を昼に活かすという発想は、周りからは「面白いことやってるね」と言われることもありますが、僕にとっては至ってまじめな挑戦です。その昼営業のラーメンをより充実させるために、トッピング一つひとつと向き合ってきました。

ほうれん草はその中でも「これは絶対に外せない」と思っているトッピングのひとつ。海苔のコク、チャーシューのボリューム、そしてほうれん草の爽やかさ。三者がバランスよく揃ったときに、家系ラーメンとしての完成度が高くなると感じています。

「思ったより食べやすい。野菜も入ってるから罪悪感がないです」

30代・男性(会社員)

「ほうれん草追加して正解でした。午後も頑張れた気がします」

40代・男性(営業職)

初めて来る方に「ほうれん草トッピング」を勧める理由

家系ラーメンって、初めて入るとちょっと緊張しますよね。「味の濃さとか麺の硬さを聞かれたらどうしよう」「常連じゃないと浮くかな」みたいな感覚、わかります。僕自身、食べ歩きで初めての店に入るときは多少ドキドキするので。

山道家はカウンター5席の小さな店ですが、だからこそ気軽に声をかけやすい。「初めてです」と言ってもらえれば、スープの濃さや麺のことも説明します。そして最初の一杯には、ほうれん草トッピングを加えることをよく勧めています。

理由はシンプルで、スープの濃さを少し和らげてくれる効果があるからです。家系ラーメンは豚骨醤油のがっしりした味わいが特徴ですが、ほうれん草の水分と自然な甘みが、食べ続けるうちのバランスを整えてくれます。特に「家系ラーメンは初めて」という方が、「意外と食べやすかった」と言ってくれることが多いのは、このトッピングが一役買っている部分もあると思っています。

ギターやドラムをたしなむ趣味の話になりますが、バンドでいうとほうれん草はベースみたいな存在です。目立つわけじゃないけど、いないと全体がしまらない。そういうポジションを担っているんです。

まとめ:ほうれん草は「黒子」じゃなくて「縁の下の力持ち」

ラーメンのトッピングって、「好きなものを乗せればいい」というのが基本ではあります。でも、何年もこのスープを作り続けてきた立場から言わせてもらうと、ほうれん草はこのラーメンと特別な相性があると感じています。

スープの味を引き立て、食感にアクセントを加え、野菜が摂れるという安心感を与えてくれる。体を使う仕事をしている方、昼休みが短い中でしっかり食べたい方、家系ラーメンに初めて挑戦する方――そのどなたにとっても、ほうれん草トッピングは頼む価値があると思っています。

清水駅西口からすぐの場所で、火〜日の11時から14時まで、毎日真剣にスープを炊いています。「ちょっと寄ってみようかな」と思ったとき、気軽に顔を出してもらえたら嬉しいです。お待ちしています。

メニューや営業時間など詳しい情報は以下からどうぞ。
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