水曜日の夕方、外はまだ蒸し暑さが残っていました。梅雨が明けたばかりのこの時期、清水駅前の人通りはいつもより少し多く感じます。仕事終わりにそのまま足を向けてくれる方が多い季節です。
今日は、侍ホルモン 清水駅前店の店主・鈴木が、平日夜に来てくださった男性グループのお客様の様子を振り返りながら、あの時間を言葉にしてみようと思います。
「男性グループで焼肉居酒屋って、どんな雰囲気なんだろう」と気になっている方や、「職場の同僚と飲みに行きたいけど、どんなお店が合うか迷っている」という方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
こんな方におすすめ
- ✅ 仕事帰りに同僚や男性グループで飲みに行く場所を探している方
- ✅ ホルモン焼き居酒屋の雰囲気を来店前に知りたい方
- ✅ 清水駅周辺でゆっくりお酒と料理を楽しめるお店を探している方
- ✅ チェーン店ではなく、地元の個人店で食事を楽しみたい方
- ✅ 平日夜の利用でも予約なしで入れるか気になっている方

17:30、仕込みの最終確認と開店準備
開店前の厨房は静かです。七輪に使う炭を確認して、タレの状態を見て、もつ鍋用のスープをもう一度火にかける。毎日繰り返しているルーティンですが、この時間が一日の中で一番集中できる時間かもしれません。
侍ホルモンを開いて17年。正直、慣れてきたと思える部分はあります。でも、ホルモンの下処理だけは毎日丁寧に向き合うようにしています。ホルモンは鮮度と下処理が味に直結します。「ホルモンは臭い」というイメージを持っている方が今もいらっしゃいますが、それは下処理が十分でないことが原因であることがほとんどです。専門店としてその部分は妥協できない、というのが私のこだわりです。
この日も、開店時間の少し前に準備が整いました。炭に火が入り、煙が落ち着いてくる頃、外の通りに人が増えてきます。清水駅の西口から徒歩約1分という立地のおかげで、仕事帰りの方が自然と流れてきてくれます。
19:00、4人組の会社員グループが来店
「4名です、予約してないんですけど大丈夫ですか」
水曜日の19時。スーツ姿の4人組が入ってきました。年齢は40代前後、おそらく同じ職場の同僚同士といった雰囲気です。少し疲れた顔をしながらも、店内の七輪を見て「お、炭火かよ」と声が上がりました。
席にご案内して、まずは生ビールをご注文いただきました。グラスが届いた瞬間に「お疲れ」と声をかけ合う4人。その光景を厨房から見ながら、「ああ、この時間のために今日一日頑張ってきたんだな」と感じました。これが、私がこの店を続けている理由の一つです。
最初のご注文は、ホルモンミックスボウル(レギュラー)を2つと、生ビールのおかわりでした。ホルモンミックスボウルは、当店で人気のホルモン部位をバランスよく盛り合わせた一皿で、「まず何を頼めばいいか分からない」という方にも迷わず選んでいただけます。1,780円でご提供しており、大盛り・超大盛りもご用意しています。
「どれがどの部位ですか」と聞いてくれた一人に、テーブルで簡単に説明しました。ミノ、シマチョウ、ハチノス、それぞれの食感の違い、脂の乗り方、おすすめの焼き加減。難しい話ではなく、「これはサクサク系」「これはジューシー系」くらいの感覚で伝えるようにしています。
「七輪で焼くホルモンが想像以上に美味しかった。正直ホルモンってそんなに興味なかったんですが、これはハマりそうです」
40代・男性(会社員グループでご来店)
✓ ここまでのポイント
- ホルモンの味は下処理が決め手。専門店ならではの丁寧な仕込みが「臭みなし」を実現しています
- 初めての方でも迷わずに入れるよう、部位の説明も気軽に対応しています
- 清水駅西口から徒歩約1分なので、仕事帰りにそのまま立ち寄れます
20:00、七輪を囲む時間が本番になってくる
2杯目のビールが空になる頃、4人のテーブルは賑やかになっていました。七輪の前でそれぞれが自分の食べたい部位を焼き、「もうちょっと焼いた方がいい」「いやそのくらいでちょうどいい」と言い合っている。
この光景が好きです。七輪は「料理を待つ時間」ではなく「料理を作る時間」でもあります。自分で焼くから、焼き加減を試せるし、次どうしようという会話も生まれます。グループで来ると、この時間がそのまま会話のきっかけになっていく。
この日の4人も、気がついたらホルモンの話ではなく仕事の話、休みの話、地元の話をしていました。七輪の前ではなぜか本音が出やすいのかもしれません。
追加でご注文いただいたのは、和牛カルビ、牛タン、そしてハイボール。ホルモンと和牛を交互に食べると、食感と旨味のリズムが変わって、また次の一枚が食べたくなります。ハイボールとの相性も悪くない。
「牛骨塩もつ鍋って、今日やってますか」と聞いてくれたのは4人の中で一番静かだった方でした。「一年中やってますよ」と答えると、目が少し輝いた気がしました。牛骨をじっくり炊いたスープは、ホルモンを焼いた後の締めとして頼んでいただくことが多いです。あっさりしているようで旨味がしっかりあって、箸が止まらなくなる方が多いです。
「牛骨塩もつ鍋をまた食べに来たい。あのスープが頭から離れないです」
40代・男性(地元在住のリピーター)
21:30、会計と別れ際に感じること
4人が席を立ったのは21時半を過ぎた頃でした。入店からおよそ2時間半。「ごちそうさまでした、また来ます」という声と一緒に、全員が少し表情が柔らかくなっていました。
これが私の中での「今日も良かったな」というサインです。来た時の疲れた顔が、帰る頃には少し緩んでいる。ホルモンや和牛や生ビールがそうさせているとは思っていなくて、七輪を囲んでいた時間そのものが何かをリセットしてくれたのだと思っています。
お店として17年間続けてきた中で、この「また来ます」を何度聞いたか分かりません。でも毎回、この言葉は嬉しいです。地元にずっと通えるお店として選んでいただけることが、私にとって一番の励みになっています。
清水駅前の周辺には飲食店がたくさんあります。その中でホルモン専門店として17年間続けてこられたのは、料理の質だけではなくて、七輪を囲むという体験を大切にしてきたからだと信じています。
まとめ:平日の男性グループ、ぜひ気軽に来てください
予約なしで4人、予約なしで3人、そういうご来店も多いです。ただ、席数には限りがあるので、可能であれば事前にご連絡いただけると安心してご案内できます。掘りごたつ座敷席は最大27名まで収容できますので、少し多いグループでもお気軽にご相談ください。
「ホルモンをあまり食べたことがない」という方がグループにいても大丈夫です。部位の説明はテーブルでさせていただきますし、何から食べればいいか迷ったら気軽に声をかけてください。押しつけがましい案内はしません。ただ、聞いてもらえたら丁寧にお答えします。
今日も一日お疲れさまでした。仕事帰りの数時間、炭火の前でゆっくりしていただけたら嬉しいです。
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